日産の大型SUV『パトロール』、2027年に日本発売へ…ジャパンモビリティショー2025

日産 パトロール 新型
日産 パトロール 新型全 12 枚

日産自動車は10月29日、ジャパンモビリティショー2025において、大型SUV『パトロール』を2027年度前半に日本市場に投入すると発表した。

【画像】12枚、日産 パトロール 新型。ジャパンモビリティショー2025も

パトロールは、過去の伝統を受け継ぎながら、大胆なデザインとパワフルなV6ツインターボエンジン、そして最新のインフォテインメントシステムとプレミアムなインテリアを兼ね備えたSUVとして、中東市場で高い評価を得ているモデルでだ。

日産は日本市場において、2007年に『サファリ』の生産を終了して以降、大型SUVはラインナップしていなかった。今回、新型パトロールを日本に投入することを正式に決定した。

新型パトロールのエクステリアデザインは、伝統を残しつつ先進感あふれるデザインで、あらゆる面で強靭性と耐久性を感じさせ「unbreakable(壊れることのない頑丈性)」を体現している。フロントのVモーショングリルの左右に配した印象的なC形のヘッドライトは、アダプティブ ドライビング ビーム(ADB)技術を採用し、最適な視界を確保する。22インチのアルミホイールは路上での存在感を高めるだけでなく、優れたオフロード性能に必要なロードクリアランスも実現している。

プレミアムなインテリアは、快適さと最先端のテクノロジーが調和するよう緻密に設計され、乗る人すべてに快適な運転体験を提供する。2つの14.3インチのディスプレイを配したインフォテインメントシステムはGoogleビルトインを搭載した日産コネクト2.0を採用した。これにより、ナビゲーション、セキュリティ、エンターテインメントが一つのプラットフォームに統合され、デジタルライフと車両の連携をよりシームレスに行えるようになる。

ディスプレイには、障害物やナビゲーションのヒントをリアルタイムで投影するInvisible-to-Visible技術を採用している。「ウルトラ ワイドビュー」により視野は170度にまで拡大し、「インビジブル フードビュー」により車両の真下を透過して確認できるようになるなど、オフロードや狭いスペースでも安全な運転をサポートする。

新たに搭載した「バイオメトリック クーリング」は、内蔵された赤外線センサーが乗員の体温を検知し、温度と風量を自動で調整して快適な車内環境を保つ。さらに、12個のスピーカーからなる「クリプシュプレミアムオーディオシステム」、64色から選べるアンビエント ライトシステムが、クラス最高の広さを誇る乗員空間をより快適に演出する。

新型パトロールが搭載する新型3.5リットルV6ターボエンジン(最大出力:425hp、最大トルク:700Nm)は、従来のV8エンジンと比較して出力を7%、トルクは25%向上し、燃費も大幅に改善した。9速ATを介して伝達されたその動力が路面を捉え、市街地から険しい地形に至る様々な地形でもより質の高いドライビング体験を提供する。

また、走行シーンによって適切な車高に調整することを可能にした「アダプティブ エアサスペンションシステム」を装備した。通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時は更に車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしを容易にする。

ドライブモードは、標準、砂地、岩場、轍、エコ、スポーツの6つから選ぶことができる。また、日産初採用の4WDトランスファーモードインターロックシステムによりシームレスなモードの切り替えが可能になった。

運転支援技術については、プロパイロットテクノロジーがパトロールに初めて採用され、アダプティブクルーズコントロールとレーンキープアシストがドライバーをサポートする。

なお、日本市場向けの「パトロール」の仕様や価格などの詳細情報は、発売時期に合わせて発表予定だ。

《森脇稔》

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