ヤマハ発動機は10月24日、徳島県徳島市と包括連携協定を締結したと発表した。
地域の一層の活性化や市民サービスの向上を図るため、双方の資源を有効活用した協働による活動を推進する。
協定締結にあたり、今年6月より国内販売を始めた次世代電動推進機の新型「HARMO」を新たに2機、徳島市に納入した。新型「HARMO」は、電動モーターを動力とする推進機ユニットと、直感的なボートの操縦を可能とする「ヘルムマスターEX」などで構成された次世代電動推進機だ。
低振動・低騒音を特徴とし、乗船者に快適な乗船空間を提供するとともに、スムーズで高い操船性を実現している。
新型「HARMO」納入に関連し、10月26日には、ひょうたん島周遊船乗り場が位置している「とくしまマルシェ」の会場にて、同市主催の「SDGs こども未来チャレンジ」イベントの中で新型「HARMO」が搭載された新船の無料試乗会が実施された。
本協定に基づき、同社は新型「HARMO」や同社製品等の実証実験を通して、水辺のにぎわいや交流を創出することで、徳島市の地域活性化をサポートする。また、新型「HARMO」導入による脱炭素効果のモニタリングや、再生可能エネルギー導入に向けた技術協力の検討も進め、徳島市における脱炭素社会の実現への貢献を目指す、としている。




