本田技研工業は10月23日、大型バイクのホンダ『CB1000ホーネット』についてリコールを国土交通省に届け出た。
対象となるのは、2024年11月27日から2025年8月22日までに製造された「CB1000ホーネット」と「CB1000ホーネットSP」の計622台。型式は8BL-SC86で、車台番号はSC86-1000015からSC86-1000739の範囲となる。
不具合の内容は、ギアチェンジペダルのピボットボルト締付け座面の塗装指示が不適切なため、座面の塗装が厚いものがあることが原因。排気管の触媒コンバーターの熱により塗装が変形するとボルトが緩み、変速操作を繰り返すとボルトが脱落してチェンジペダルが外れ、変速操作ができなくなる恐れがある。
改善措置として、全車両のピボットボルト締付け座面の塗装を除去し、ピボットボルトを対策品と交換する。
不具合件数は3件で、市場からの情報により発見された。事故の報告はない。




