車載部品向け飛石・オゾン・スプラッシュ試験、ISO認定サービス開始…OKIエンジニアリング

認定を取得した飛石試験機
認定を取得した飛石試験機全 2 枚

OKIエンジニアリング(OEG)は、車載機器向けの「飛石試験」「オゾン試験」「スプラッシュ試験」においてISO/IEC17025認定を取得したと発表した。

【画像全2枚】

10月30日から、このサービスの提供を開始している。

自動車業界では、グローバル化や技術革新、環境規制の強化を背景に、IATF16949への準拠、ADAS(先進運転支援システム)の普及、新素材の採用が進んでいる。こうした流れの中、車載機器メーカーと海外自動車メーカーとの取引では、IATF16949の要求事項に基づき、環境試験をISO/IEC17025認定を取得した試験所での実施が求められている。

特に、車外に露出するセンサーなどの電子部品や、新素材を使用した外板パネルなどへの新たな環境耐性試験や品質保証へのニーズが高まっている状況だ。

今回認定を取得した試験項目のうち、「飛石試験」は、石や砂利、砂などの飛行物体による衝撃に対する耐性を評価する試験。「オゾン試験」は、自然大気中に存在するオゾンに対する耐性を評価する試験。「スプラッシュ試験」は、雨や雪で濡れた道路走行時の冷たい跳ね水に対する耐性を評価する試験となっている。

OEGはこれらを含む国内最多クラスの21項目でISO/IEC17025対応の環境試験を提供している。今後も認定試験項目の拡大を通じて、顧客の品質保証・環境保全・事業成長を支える技術サポートの強化に努める、としている。

《森脇稔》

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