スズキが新型クロスオーバー『SV-7GX』を世界初公開! 初心者にも優しいV2アドベンチャー、2026年後半に欧州発売

スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』
スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』全 10 枚

スズキは11月4日、イタリア・ミラノで開幕した「EICMA2025(ミラノショー)」でミドルクラスの新型クロスオーバー『SV-7GX』を世界初公開した。645cc Vツインエンジンを搭載する『SV650』をベースに、ツーリング性能を高めた新規車種となる。

【画像】スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』

SV650から受け継いだスポーツバイクの鋭い俊敏性と、アドベンチャーツアラーの快適性を融合した1台。アドベンチャータイプでありながら、シート高は795mmとすることで、エントリーユーザーにも適したサイズを実現。

スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』

軽量の鋼管トレリスフレームは、バランスの取れた剛性、低重心、スリムなプロポーションを実現し、機敏で思いのままのハンドリングを実現するという。人間工学に基づいた設計で、SV650よりもライダーに近い位置に配置された幅広の740mmテーパードアルミハンドルバーにより、自然なライディングポジションを実現し、疲労の軽減にも貢献する。

電子制御システムS.I.R.S.のほか、ライド・バイ・ワイヤスロットルを採用し、SDMSライディングモード、スズキトラクションコントロールシステム(STCS)、双方向クイックシフターと先進デバイスを盛り込むことで、Vツインエンジンと合わせて応答性に優れた力強い走りを実現した。

スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』

コンパクトなデュアルLEDプロジェクターヘッドライトと、その両側のスリムなLEDポジションライトがシャープで独特なフロントエンドの表情を作り出している。大型の4.2インチフルカラーTFTディスプレイは視認性が高く、スズキライドコネクトとスマートフォン連携によりターンバイターンナビゲーションやSNS通話、SNSアプリテキストの着信通知などさまざまな機能を使用することができる。

またアドベンチャーツアラーならではの純正アクセサリーも豊富に用意。25mm高いハイシートや、80mm高くより防風、整流性能を高めるツーリングスクリーン、燃料タンクバッグ、45リットルのプラスチックトップケース、グリップヒーターなどをラインアップする。

カラーは「パールブリリアントホワイト/メタリックトリトンブルー」「パールマットグレージュ」「グラススパークルブラック」の3色。

スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』

欧州では2026年後半に発売されると発表。日本での展開については言及されていないが、発売するとなれば2027年以降となる可能性が高い。

この日おこなわれたEICMA2025のプレスカンファレンスでは、スズキ鈴木俊宏社長のほか、ゲストとしてスズキの伝説的ライダー、ケビン・シュワンツ氏も登場。スーパースポーツ『GSX-R1000』の魅力をアピールした。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る