タクシー業界で再編、福島交通と会津乗合自動車が合併へ…2026年4月

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みちのりホールディングスのロゴ全 1 枚

みちのりグループの福島交通と会津乗合自動車は11月10日、関係当局からの承認を前提として2026年4月1日をもって合併することを決定し、関係当局へ申請したと発表した。

両社はそれぞれ福島県の中通り・会津地域を中心に、長年にわたってバス事業、鉄道事業、タクシー業、旅行業等を営み、地域の足としての公共交通ネットワークの維持・発展や観光産業への貢献といった役割を果たしてきた。

2009年4月にみちのりホールディングスが福島交通の全株式を、2013年8月に会津乗合の全株式を取得し、両社グループはともにみちのりホールディングスの100%子会社となった。それ以降、両社グループは同一の経営体制の下で連携を図りながら、経営の効率化や各事業分野における事業改善の取り組みを実施してきた。

今回の経営統合により、公共交通ネットワークの発展や観光振興を通じた地域活性化、ドライバーや車両などの経営資源の最適活用、営業部門・管理部門の統合による効率化などを実現する。これらを通じて地域社会への貢献と企業としての総合力を高め、ブランド力の強化や人材確保なども目的としている。

合併は事業運営上、両社の「対等合併」だが、各種手続きを簡便にする観点から法的には吸収合併方式を選択し、福島交通を存続会社とする。みちのりホールディングスの100%子会社同士の合併であるため割当ては行わない。

あわせて両社の子会社である福島交通観光と会津トラベルサービスも、福島交通と会津乗合の合併を前提として2026年4月1日をもって合併することを決定した。

合併後も「福島交通」「会津バス」「あいづタクシー」の名称および車体カラーリングは地域に長年にわたり親しみを持って接してもらっていると考えており、これらの名称を使用し、車両のカラーも現在のデザインで運行する。

ICカードについては、福島交通の「NORUCA」、会津乗合の「AIZU NORUCA」は、合併後も引き続き利用でき、両カードの共通利用も引き続き可能だ。

《森脇稔》

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