日産自動車の米国部門は、小型セダン『セントラ』新型の価格を発表した。メーカー希望小売価格は2万2400ドル(約350万円)からとなる。
新型セントラは、コンパクトセダンセグメントに新たな価値を提供するモデルとして登場した。上質な新デザインと運転体験を向上させる技術により、注目を集めている。
装備面では、クラス最大級となる12.3インチデュアルディスプレイをはじめ、クラス唯一のインテリジェントアラウンドビューモニター(移動物体検知機能付き)を用意。ワイヤレスのアップルカープレイとアンドロイドオートを標準装備し、前後席にゼログラビティシートを採用した。
さらに、セグメント初となる静電容量式タッチHVACコントロールや、クラス唯一のインテリジェントフォワードコリジョンワーニングも搭載している。
室内空間も充実しており、広いトランクは低い持ち上げ高さと最適化された開口部により、大きなスーツケースなどの積み込みが容易だ。SVグレード以上には、よりダイナミックな走りを楽しめるスポーツモードを含むドライブモードセレクターを装備する。
コンパクトセダンの期待を超える装備として、クラス唯一の64色カスタマイズ可能なアンビエントライティング、セントラ初となるプロパイロットアシスト(渋滞時の運転支援)、セントラ初のブラインドスポットインターベンション、標準装備の3つのUSB-Cポート、ワイヤレス充電、セントラ初のmyQユニバーサルガレージドアオープナーを用意。ガレージドアオープナーは、インフォテインメント画面から対応するガレージドアの開閉や状態確認が可能だ。
SRグレードは、フロントとリアのファシア、Vモーショングリル、サイドシル、リアスポイラーにグロスブラックのスポーティな要素を採用。18インチアルミホイールを標準装備する。
より上質な仕様を求めるユーザー向けには、SLグレードをラインアップに復活。標準装備のサンルーフ、デュアルゾーンオートマチックエアコン、アンビエントライティング、テーラーフィットキルティングシート、プロパイロットアシスト、ボーズプレミアムオーディオなどを提供する。
燃費性能は、EPA推定値で最大市街地30mpg、高速道路38mpg、複合33mpgを達成している(SおよびSVグレード)。




