ヤマダデンキは11月25日、カーライフをまるごと支えるモビリティサービス事業「YMBP(ヤマダ・モビリティ・ビジネス・プラットフォーム)」の中核サービスとして、車検サービス「ヤマダ車検」を全面リニューアルすると発表した。
今回のリニューアルは、車検における「見積もりと請求額が異なる」「説明が不足して不安」といった代表的な課題を解消するためのもの。ヤマダデンキの全国に広がるサービスインフラとYMBPアプリによるデジタル基盤を統合し、顧客体験の向上を目指す。
従来は自動車ディーラーや整備工場での見積もりが必要で、複数回の来店が負担となっていたが、新ヤマダ車検では車検に必要な法定費用と整備・部品交換費用を「必須パッケージ」として統一し、車種と年式に応じた固定料金とした。これによりスマートフォン上で見積もり費用が確定し、車検サービスの申し込みや支払いもスマホで完結できる。
新サービスは、受検料・代行料、対応部品43項目検査機器使用料を含むが、タイヤなど定額対象外の交換・整備には追加料金が発生する場合がある。
ヤマダ車検は2021年の開始以来、「すべてのお客様に安心と満足をお届けする」をモットーに業界の不透明性を解消し、透明性の高いサービスを提供してきた。
また、スマホアプリ「ヤマダマイくる」に車両情報を登録すると、車に合わせたさまざまなサービス情報の入手や申込みが可能となる。申し込み内容に基づき地域のYMBPパートナー事業者と連携しサービスを提供。さらに、YAMADAデジタル会員アプリと連携することで従来の会員も便利に利用できる。
なお、「ヤマダマイくる」はApp StoreとGoogle Playでダウンロード可能だ。




