ホンダ「プレリュー堂」、6つの走りをカレーで味わう…東京渋谷に4日間限定でオープンへ

スパイスカレー専門店 「プレリュー堂」
スパイスカレー専門店 「プレリュー堂」全 8 枚

ホンダが、新型『プレリュード』の発売を記念したポップアップイベント「プレリュー堂」を12月4日から12月7日まで、東京都渋谷区のOPENBASE SHIBUYAにて期間限定で開催する。

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新型プレリュードは、ホンダ車として初めて採用した制御技術「Honda S+ Shift」と、3つのドライブモード(SPORT・GT・COMFORT)を組み合わせることで1台で6つの異なる走りを実現し、走りの味変による爽快で意のままの走りを目指したクルマだ。

新型プレリュードは今年の9月5日に発売以来、月間販売計画の8倍、初月約2400台を受注するなど好評を得ている。ホンダは新型プレリュードを通じて、世代を問わず多くの人にホンダの操る喜びを継承しながら、電動化時代の新しいスペシャリティスポーツの走りの味を感じてもらえる機会を広げていきたいと考えている。

若者にはまずはクルマが持つ奥深い魅力に触れ、走りを味わう楽しさを知ってもらいたいという思いから、新型プレリュードの走りの味変を体験できるスパイスカレー専門店「プレリュー堂」を若者の街・渋谷に期間限定オープンする。

プレリュー堂では新型プレリュードの6つの走りにちなみ、ワンプレートで6つの走りの味変が楽しめるカレーを販売する。メニューの開発は、年間850食のカレーを食べるスパイス料理研究家、カレーの先生こと、一条もんこ氏が監修。一条氏が新型プレリュードを試乗し、それぞれの走りの個性をスパイスで表現した6つの味を楽しめるカレーを開発した。

先代モデルの生産終了から約24年の時を経て6代目として復活を遂げた新型プレリュードの爽快で意のままの走りを想起させるスパイスカレーに仕上がっているという。

プレリュー堂の企画意図は、若い世代への訴求にある。ホンダが20代の男女400人を対象に実施した意識調査では、実際に車に興味・関心があると回答した人は32.8%にとどまった。20代免許保有者226人に気持ちよさを感じたくてドライブをすることがあるかどうかを質問したところ、あると答えた人は約半数の46.5%だったが、運転が好きな人114人に好きな理由を聞いたところ車を走らせること自体が気持ちいいからと回答した人は29.8%にとどまった。気持ちよさを求めてドライブに出かける一方で、実際には走りの気持ちよさを十分に感じられていない若者が少なくないのが実態だ。

そこで、1台で6つの異なる走りを実現する新型プレリュードを感じてもらうため、若者に人気のスパイスカレーで6つの走りを味覚と嗅覚で体験できる新たな企画として「プレリュー堂」を開催することとなった。

走りの味を、味覚・嗅覚を通じて疑似体験できるコンテンツを提供し、若い世代がプレリュードの奥深さに興味を持つきっかけを創出していく。

プレリュー堂の営業期間は2025年12月4日から12月7日まで。営業時間は11時から19時で、12月4日のみ12時から19時となる。入場料は無料だが、カレーの提供は有料(一皿500円)となる。支払方法はクレジットカード、交通系電子マネー、QRコード決済で、現金は不可。会場はOPENBASE SHIBUYA 1F(東京都渋谷区宇田川町14-13 宇田川町ビルディング)。アクセスはJR渋谷駅ハチ公口より徒歩8分だ。

プレリュー堂で提供するカレーは、新型プレリュードに採用したホンダの新制御技術「Honda S+ Shift」の開発者とスパイス料理研究家一条もんこ氏の試乗体験から着想した、走りの気持ちよさを表現した特別なスパイスカレーだ。

ベースとなるカレーは、GTモードの伸びやかさをイメージしたトマトベースのスパイスカレーとなっており、ごろっとした豚肉や副菜の華やかさで、新型プレリュードのスタイリッシュさを食の体験にも投影している。さらに、ベースカレーに加える5種類の特製スパイスで、計6通りの走りの味変を楽しめる。

SPORTは挽き方の異なるブラックペッパーでキレ味を、COMFORTはカルダモンやフェンネルの甘い香りで上質な快適性を表現。Honda S+ Shiftとの組み合わせスパイスでは、GTやSPORTの爽快感・高揚感を強めたり、COMFORTの包容力を深めたりと、走りの違いを味の変化として体感できるよう工夫した。

このカレーは、「Honda S+ Shift」の開発者との議論に加え、ホンダのZ世代社員の意見も取り入れながら試作を重ねて完成したものだ。走りを五感で理解してもらうために、通常の試乗では体感できない味覚と嗅覚をカレーで再現し、新型プレリュードの魅力をより身近に感じるきっかけとなることを目指している。

《森脇稔》

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