川崎汽船、タイ国内の物流事業を再編…子会社の現地法人に2026年4月移管へ

川崎汽船、コンテナ船(参考画像)
川崎汽船、コンテナ船(参考画像)全 1 枚

川崎汽船は、タイ現地法人K LINE(THAILAND)LTD.(KTL)が展開する物流事業を、連結子会社ケイラインロジスティックスのタイ現地法人K LINE LOGISTICS(THAILAND)LTD.(KLL TH)へ移管すると発表した。

KTLは現在、自動車船事業の東南アジア地域統括管理とタイにおける総合海運代理店事業に加え、タイ国内の陸送、倉庫、通関を中心とする物流事業を展開している。一方、KLL THは航空・海上フォワーディング事業を中心とする物流事業を手がけている。

今回、KTLが展開するタイ国内の陸送、倉庫、通関を中心とする物流事業全般をKLL THへ移管する。

移管の目的は、タイ国内物流事業に強みを持つKTLの物流事業を、国際物流事業に強みを持つKLL THへ統合することで、顧客に対する高品質でより多様な物流サービスの提供を実現し、コントラクトロジスティクスの機能を強化することにある。

なお、事業移管は2026年4月1日を予定している。

事業移管後もKTLは品質の高い物流サービスを提供するとともに、川崎汽船グループのタイにおける代表として、さらなる事業の充実を図る、としている。

《森脇稔》

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