ベントレー、ドアオープン時にオーナー専用パーソナライズアニメーション投影可能に…DLP技術を進化

オーナー専用の特注アニメーションをパーソナライズして投影できる新機能
オーナー専用の特注アニメーションをパーソナライズして投影できる新機能全 3 枚

ベントレーは11月27日、マリナーのコーチビルドモデル『バトゥール』で初導入されたデジタル・ライト・プロセッシング(DLP)技術を進化させ、オーナー専用の特注アニメーションをパーソナライズして投影できる新機能を発表した。

【画像】オーナー専用の特注アニメをパーソナライズして投影できる新機能

最長11秒のアニメーションは各ドアから地面にシームレスにループ再生され、乗員を迎える演出として利用される。この演出は41万5800個の微小なアルミニウム製ミラー(幅16ミクロン)によって制御される8平方mmのデジタル・マイクロミラー・デバイス(DMD)を用い、3つの色付き光源からの光を10枚のレンズやプリズムを介して精密に反射し映像を生成する。

ベントレーは100年以上にわたるクラフツマンシップの伝統を持ち、木材やレザー、金属の手仕事と並び、光をデジタルの新素材として融合する「デジタル・クラフツマンシップ」領域で新たな価値を創出する。アニメーション投影はドア開閉時に表示される導入シークエンスと続くループアニメーションで構成され、キャビンやエクステリアのデザインを動きのある動画表現に変換できる。例えばオーナーの刺繍モチーフをアニメーション化することも可能で、シンプルなサインのような演出から繊細な羽根舞まで幅広く対応する。

最新コレクションでは、ルーマニア・ブカレストのアテネウム・コンサートホールを称える特別なアニメーション演出が採用された。ヘッドレストの刺繍模様と音楽的要素を軸に温かみのある光や踊る音符が記念的瞬間を彩る仕掛けだ。投影システムには多段のレンズやプリズムを通じて光源の色を調整し、微小ミラーを駆動して映像を生成。ミラーは高速で反転し、1ピクセルずつの映像制御を担う。

この技術はデジタル革新と手仕事の融合で自動車業界の新基準となり、未来のベントレーでは光が単なる照明でなくデザインと体験の重要な要素として進化する。デザイナーはより豊かな体験創出に注力し、美しさとテクノロジー、人間の感情を融合した心に響く瞬間作りを目指している。

《森脇稔》

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