エレクトロビット、SDVを実現する技術をCES 2026で展示へ

エレクトロビット、SDVを実現する技術をCES 2026で展示へ
エレクトロビット、SDVを実現する技術をCES 2026で展示へ全 2 枚

エレクトロビット(Elektrobit)は11月27日、CES 2026においてソフトウェア定義型車両(SDV、Software Defined Vehicle)を実現する最新のイノベーションとソリューションを披露すると発表した。

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自動車業界は開発コストの増大と車両の複雑性増加という新たな課題に直面している。エレクトロビットは、イノベーション・スケーラビリティ・価格の実現性のバランスが取れたSDVをどのように実現するかという課題に対し、実践的な戦略と手法を提示する。

ラスベガス・コンベンションセンターでエレクトロビットは、4つの革新的なデモを展示する予定だ。

1つ目は、セーフティクリティカルなシステム向け高性能Linuxだ。EB corbos Linux for Safety Applicationsが、ADAS向けのリアルタイム性能を実現し、オープンソースの革新と機能安全が両立できることを示す。Telechipsとの安全認証可能なコックピットデモを展示する。

2つ目は、Integration as codeによるSDV向けのスケーラブルなECU開発だ。CI/CD/CTワークフロー全体にわたるAPIベースの拡張機能と、自動化された構成、スクリプト作成、テストケース生成、統合手順を紹介する。AIを活用した自動化などのインテリジェントなツールにより、より高品質なソフトウェアを迅速に開発できる。

3つ目は、スケーラブルなSDVコックピットソリューションだ。仮想ローコードデザインツールから、安全認証済のモジュラー型車載OS、すぐに統合可能なハードウェアプラットフォームまで、イノベーションを加速し、次世代の車内エクスペリエンスを実現する。

4つ目は、スマートEVプラットフォームだ。エレクトロビットとFoxconnによるモジュラー型ソフトウェア/ハードウェアプラットフォームは、SDVをより迅速かつ低コストで市場投入するために構築されている。量産向けの仕様に合わせて設計されており、サプライヤーロックインのないコア車両制御ユニットとソフトウェアプラットフォームを提供する。

CES 2026には、マリア・アンハルトCEO、チーフコマーシャルオフィサーのクリストフ・ヘルツィッヒ氏、戦略事業開発責任者のジークフリート・ディル氏、SDV戦略的プロダクトマネジメント・シニアディレクターのモリッツ・ノイキルヒナー氏、戦略・ポートフォリオ責任者のジャガン・ラジャゴパラン氏など、エレクトロビットの主要メンバーが参加予定だ。

エレクトロビットのソリューションやデモは、エレクトロビットブースに加え、モビリティの未来を支える幅広いパートナー企業やコンソーシアムの展示ブースや商談スペースでも紹介される。

またAnhaltは、1月8日午後3時(現地時間)、CES 2026のカンファレンスプログラム「Smart Rides」のパネルにも登壇予定だ。本パネルでは、マグナ・インターナショナル、トムトムなどの企業とともに、SDVがデータを活用してドライバーを保護し、カスタマイズされた次世代のエクスペリエンスを提供することで、安全性とパーソナライゼーションをどのように変革するかについて議論する。

アンハルトCEOはSDVについて次のように述べている。「SDVの真の課題は、もはや『実現するかどうか』や『いつ実現するか』ではなく、『どうすれば誰もが利用でき、拡張でき、かつ手頃な価格で提供できるか』という点にある。車両の複雑性や開発コストが増大するなか、最適規模のアプローチが必要だ」。

そしてCES 2026では、「私たちが統合・複雑性・コストの課題にどのように正面から取り組み、イノベーションを加速しながら、すべてのドライバーと同乗者にとって使いやすい次世代のモビリティを実現しているかを紹介する」と予告した。

エレクトロビット(本社:ドイツ)は、35年以上にわたり評価されてきた車載ソフトウェアの実績を基に、包括的なSDVエコシステムを通じて、自動車メーカー、サプライヤー、開発受託メーカーや主要テクノロジー企業によるソリューション構築を支援する。エレクトロビットのソフトウェアは、世界中の6億3000万台以上の車両に搭載された、50億を超えるデバイスを支えている。

《高木啓》

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