「モリゾウ」が認めた特別ディナー、富士スピードウェイホテルに期間限定で登場…2026年1月13日から

家庭画報1月号2026年掲載より(撮影/西山航)家庭画報.com
家庭画報1月号2026年掲載より(撮影/西山航)家庭画報.com全 3 枚

富士スピードウェイホテルは、総料理長の石井順氏が創作した特別ディナー「MORIZO DINNER」を、2026年1月13日から25日までの期間限定で提供する。

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このディナーは、トヨタ自動車会長でレーシングドライバーとしても活躍する豊田章男氏のドライバーネーム「モリゾウ」のために特別に創作されたもの。モリゾウ氏は、レースやイベント、プライベートでたびたび同ホテルを訪れてきた。

石井総料理長は、2022年の開業以来、モリゾウ氏の滞在時には毎回試行錯誤を重ねてきた。開業当初は満足のいく手応えを得られず、その理由さえわからないことが辛かったという。

転機となったのは、ある夜のこと。予定外に炉端レストランに現れたモリゾウ氏に、石井氏は思い切って声をかけた。「自己紹介をさせてください。私は料理好きのオジサンです」。するとモリゾウ氏は「クルマ好きのオジサンです」と返答。その日を境に、モリゾウ氏が日々感じていることを石井氏に直接伝えるようになり、体調やスケジュールに合わせた最適なメニューを考案できるようになった。

石井氏が最も大切にしているのは、多忙なモリゾウ氏にプライベートな食事の時間くらいは余計なことを一切考えずに過ごしてもらうこと。そのために、ご家族やお連れのお客様にも気を配り、分量の調整や演出も欠かさない。「ストレスを感じさせない食体験」を追求し続けた結果、モリゾウ氏から「石井さんがこのホテルで創り上げる食体験を、もっと多くの人に届けたい」と言われたことは、石井氏にとって最大の栄誉だという。

全5品から成る「MORIZO DINNER」は、単なる食事の域を超え、石井氏とモリゾウ氏が3年間にわたり重ねてきた対話の集大成であり、「食を通じた信頼関係」の結晶だ。石井氏は「『料理好きのオジサン』が『クルマ好きのオジサン』に挑み続けた3年間。その真剣勝負の物語を、一皿ごとにお楽しみください」と語る。

この特別なディナーを体験できるのは、富士スピードウェイホテルの炉端レストラン「Robata OYAMA」での13日間のみ。料金は2万4200円(税込、別途サービス料15%)で、来店2日前の21時までの予約が必要となる。

なお、石井総料理長は2024年2月に静岡県から「ふじのくに食の都仕事人」として表彰されており、静岡の食材の魅力を世界に向けて発信し続けている。

《森脇稔》

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