危険運転に数値基準、飲酒はビール大瓶2本相当、ドリフトも処罰対象に[新聞ウォッチ]

「危険運転致死罪」の見直しについて、新たに導入する数値基準の案を提示(写真はイメージ)
「危険運転致死罪」の見直しについて、新たに導入する数値基準の案を提示(写真はイメージ)全 1 枚

ドライバーが死傷事故を起こした場合に、特に危険で悪質な運転行為を処罰する「危険運転致死罪」の見直しについて、法制審議会(法相の諮問機関)の部会が、新たに導入する数値基準の案を提示したという。

きょうの各紙が1面などで大きく報じているが、飲酒運転については、現在の条文にある「正常な運転が困難」となる飲酒量を数値によって明確化。呼気1リットルあたりのアルコール濃度を「0.5ミリグラム以上」とした。個人差もあるが、具体的には「ビール大瓶2本を飲んだ状態にあたるアルコール濃度」(朝日)としている。

また、危険運転の速度超過では、「重大な交通の危険の回避が著しく困難な高速度」という概念を新たに採用。高速道路など最高速度が時速60キロを超える道路では「60キロのスピード超過」、60キロ以下の一般道路などでは「50キロ超過」を基準としたという。

たとえば、最高速度が時速100キロの高速道路では160キロ、時速60キロの一般道では110キロから危険運転の適用となるようだ。このほか、タイヤを滑らせたり浮かせたりする「ドリフト走行」も新たに危険運転の処罰対象としている。

いまの法制度では要件があいまいで、危険運転とすべきケースにも過失運転が適用されているとして、被害者遺族らが見直しを求めていた。このため、法務省は今後、法制審議会からの答申を得て、来年の通常国会に改正法案を提出する方針という。

2025年12月10日付

●青森震度6強、7道県「後発地震注意」一週間「特別な備え」気象庁初発表 (読売・1面)

●危険運転に数値基準、ビール大瓶2本相当、速度超過50~60キロ、法務省見直し案(朝日・1面)

●ルノー、フォード提携、欧州向け小型EV開発 (毎日・7面)

●新商品サキドリ、中国自動車大手初のPHV発売 (東京・4面)

●25年ヒット商品番付、「国宝」級の熱狂消費脈打つ、物価高、エンタメ底堅く (日経・2面)

●ウーバーCEOに聞く、日本に3100億円投資「自動運転車の導入検討」(日経・15面)

●車部品100社、純利益8%増、今期、関税の価格転嫁進む(日経・18面)

《福田俊之》

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