帝人フロンティアは12月8日、同社の縦型ポリエステル不織布「Fibre Cushion VL(ファイバークッション ブイエル)」を独自技術で成形したクッション材が、ヤマハ発動機の水上オートバイ「ウェーブランナー」の2026年モデルに採用されたと発表した。
採用されたのは、発売40周年を記念した日本限定モデル「FX JAPAN Limited」のシート中材だ。
「Fibre Cushion VL」は、繊維構造を縦型にすることでさまざまな機能を実現している。今回は高いクッション性や、使用するポリエステル繊維の70%以上にリサイクル原料を使用した環境配慮型素材である点などが評価され、採用に至った。
帝人フロンティアは今後も、「Fibre Cushion VL」の多様な機能性を活かし、さらに幅広い用途への展開を図っていく方針だ。
「Fibre Cushion VL」を使用した成型クッション材




