自動車株価は全面安、米追加利下げ観測による円相場上昇を嫌気

トヨタ・プリウス(北米向け)
トヨタ・プリウス(北米向け)全 1 枚

16日の日経平均株価は前日比784円82銭安の4万9383円29銭と続落。米ハイテク株安を受け、前日に続き半導体関連株、人工知能(AI)関連株を中心に幅広い銘柄への売りが優勢。約2週間ぶりに5万円台を割り込んだ。

15日のニューヨークダウは41ドル安の4万8416ドルと続落。相場が最高値圏に位置する中、ハイテク株の一角に売りが先行。16日に11月の米雇用統計の発表を控え、持ち高調整の売りも相場を押し下げた。

ハイテク株主体の米ナスダック市場は3日続落。電気自動車のテスラは3.56%高。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、テキサス州で安全監視員が同乗しない自動運転タクシーの試験走行を開始したと明らかにしたことが材料視された。


《山口邦夫》

アクセスランキング

  1. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  2. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  3. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  4. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  5. アウディF1、正式名称「Audi Revolut F1 Team」発表…2026年から参戦へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る