アズームは12月16日、月極駐車場の総合管理システム「CarParking One」が愛知県名古屋市中区の栄大須パーキング(旧称 若宮パーク)の駐車場管理ツールに採用されたと発表した。
栄大須パーキングは年中無休で、入出庫可能時間は午前6時から午後24時まで、警備員が常駐する駐車場だ。運営する若宮大通駐車場株式会社は、従来、定期駐車券の申込・契約手続きや入金確認、滞納督促などを電話や郵送、来店で対応しアナログで行っていた。
感染症予防の要請を受け、この度、アズームの「CarParking One」導入に至った。このシステムは月極駐車場の管理をオンラインで完結し、月極駐車場検索サイト「Car Parking」と連携して集客も促進する。さらに賃料収納代行や滞納保証サービスまで一括で提供可能で、紙の契約書郵送や書面管理、エクセル管理の煩雑さを解消する。
若宮大通駐車場は1991年に設立され、資本金は10億6300万円。一方、アズームは2009年設立で東京都渋谷区代々木に本社を置き、東証プライム上場企業として資本金は9億5300万円を有している。
今回の導入は感染予防のための電子化ニーズに対応したものであり、駐車場管理の効率化と利用者の利便性向上を狙っている。




