Global Mobility Serviceは12月15日、通信型カーセキュリティ「SMART BLOCKER 2nd-Edition(スマートブロッカー2nd)」の適合車種を大幅に拡大したと発表した。
今回、新たに日産、ホンダ、スズキ、スバルの主要車種への対応を開始し、従来対応していたトヨタ、レクサスについても新たな追加車種を公開した。この対応により、スマートブロッカー2ndが守れる車両が39車種追加され、計133車種と大幅に増加した。
近年、車両盗難の手口は年々高度化・巧妙化しており、物理的な盗難防止だけでは対策が不十分なケースが増えている。2024年の車両盗難認知件数は6000件を超え、1分足らずで盗難されてしまう事例が多く存在する。こうした状況下で、遠隔から車両の起動制御ができる通信型カーセキュリティへのニーズが急速に高まっている。
スマートブロッカー2ndは、安全な遠隔起動制御技術を搭載し、キーエミュレーター、CANインベーダー、コードグラバー、リレーアタック、イモビカッター等の巧妙化する車両盗難手法に対応している。
スマートフォンアプリで、たとえ3000km離れた場所からでも、遠隔で車両を起動制御できる通信型カーセキュリティシステムだ。システム起動およびエンジン始動ができないため、車両盗難を防ぐことができ、異常を検知したらメールとWebプッシュでスマートフォンに通知する。
万が一、セキュリティ解除中に車両盗難に遭った場合には、GPS追跡機能で車両の所在地を把握できる。アプリからセキュリティをONにしておくことで、窃盗犯がエンジンを停止した地点から、車両を回収できる可能性が高まる。
スマートブロッカー2ndは非通信型カーセキュリティとの同時装着が可能で、組み合わせることでより強固なセキュリティを実現できる。すでに他社製品を装着しているユーザーからは「二段階防御をすることで安心を高めたい」という声が増えており、これらのニーズに応えられる通信型カーセキュリティとなっている。
スマートブロッカー2ndは直販、オートバックス全店のほか専門店など、全国680店舗以上で取り扱いがある。
GMSは今後も、通信型カーセキュリティ「スマートブロッカー2nd」の適合車種拡大と機能強化を継続し、「車両盗難ゼロ社会」の実現を目指していく。




