米国を拠点とするベバスト(Webasto)パワー・テスト・システムズとマッコー(Maccor)は、高電圧用途向けのバッテリー試験システムで提携を結ぶと発表した。
両社はセルサイクル試験と高電圧パックエミュレーションの専門知識を組み合わせ、幅広い技術を提供する。これにより、自動車メーカーやバッテリー研究所、大学などが性能を検証し、業界要件を満たすことができる。
この協業により、顧客はセルやモジュールのサイクル試験から高電圧パックやドライブトレインのエミュレーションまで、統合された試験システムを利用できるようになる。
マッコーは精密なセル、モジュール、パック試験を担当し、ベバストは高出力の双方向システムを提供する。すべてのシステムは米国内で設計、製造、サービスが行われる。
米国内製造へのこだわりにより、顧客は供給の安定性、短い納期、迅速な技術サポートを得られる。これらは電動化が急速に進展する中で重要な利点となる。
電動化の進展に伴い、試験要件はより厳しくなっている。メーカーや研究チームには、進化する技術に対応し、厳格な安全基準を満たし、現実的な性能検証をサポートできるソリューションが必要だ。統合されたアプローチは、これらの課題に効率的かつ効果的に対処する。
ベバストとマッコーは共同で、精密なセルサイクル試験から高電圧パックおよびドライブトレインのエミュレーションまで、包括的な機能を提供する。これらは自動車、商用車、オフハイウェイ、航空宇宙、エネルギー貯蔵など多様な用途をサポートするよう設計されている。




