横浜ゴム、タクシー向けタイヤソリューションサービス開始…空気圧センサーと「T.M.S」連携

沖東交通のタクシー車両
沖東交通のタクシー車両全 3 枚

横浜ゴムと沖縄ヨコハマタイヤは12月22日、沖東交通事業協同組合のタクシー車両に対し、空気圧センサーと次世代タイヤマネジメントシステム「T.M.S」を連携したソリューションサービスの提供を開始したと発表した。

【画像全3枚】

本サービスは、安全な運行の確保やタイヤに関わるコストや作業負担の低減に加え、最適な運用管理までをトータルで支える先進的なタイヤマネジメントシステムだ。2022年5月から行ってきた実証実験を経て実運用に至るのは今回が初となる。

本サービスはホイールに装着したバルブ式のセンサーがタイヤの空気圧や温度を検知し、データをガスステーションや沖東交通の各事業所に設置した受信機経由でクラウド上の「T.M.S」へ自動的に送信する。これにより、事業所ではリモートで、ドライバーはオプションの車載表示機や専用スマートフォンアプリでタイヤの状態をリアルタイムに確認できるため、始業前点検の省力化や運行時のタイヤトラブルの早期発見に繋がる。

さらに、本サービスにより「T.M.S」が担ってきた車両情報やタイヤの点検・運用データの一元管理が強化され、始業前チェックから運行中の状態監視、運用管理までを一体で支える高度で先進的なタイヤマネジメントを実現する。

タクシー業界では、車両稼働率の高さからタイヤの点検負担が大きく、燃費や安全性への配慮も求められている。本サービスはドライバーや整備担当者の負担の軽減に加え、適正空気圧の維持によって燃費の低下を防ぎ、運行コストの削減やCO2排出量削減を実現し、より安全な運行に貢献する。

横浜ゴムは、「T.M.S」を通じて旅客・貨物運送事業者に最適なタイヤ運用を提案している。近年は、空気圧、温度、摩耗状態をリアルタイムかつリモートで可視化する技術や、AIを活用した空気圧判定技術など新たなタイヤソリューション技術の開発を先駆けて推進するとともに、これらを「T.M.S」に連携することでタイヤマネジメントシステムのさらなる進化に取り組んでいる。今後も旅客・貨物運送事業者の課題解決をサポートすることで持続可能なモビリティ社会の発展に貢献していく。

《森脇稔》

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