中国専用「AUDI」第2弾、『E7X』は全長5m超の電動SUV…北京モーターショー2026

AUDI E7X
AUDI E7X全 5 枚

アウディは、中国専売ブランド「AUDI」の第2弾モデルとなる電動SUV『E7X』を、2026年4月24日から5月3日まで中国で開催される北京モーターショー2026で世界初公開すると発表した。

【画像】AUDI E7X

E7Xは、2025年の広州モーターショーで公開されたコンセプトカー「AUDI E SUVコンセプト」の市販モデルで、全長5049mm、全幅2002mm、全高1708mm、ホイールベース3060mmという堂々としたボディサイズを持つ。広々とした室内空間と、ダイナミックで存在感のある外観デザインを両立させた。

エクステリアデザインは、クリーンな面構成と特徴的なライトグラフィックスにより、モノリシックで落ち着きのある印象を与える。フロント部分は直立したデザインで、デジタルマトリクスLEDヘッドライトを縦方向に配置したブラックのラップアラウンドループが力強い存在感を放つ。力強く造形されたホイールアーチと短いオーバーハングが、E7Xのダイナミックな性格を強調している。

パワートレインは、システム出力300kWと500kWの2種類を用意し、優れた走行性能を実現する。

AUDIブランドは、4つのリングのロゴではなく大文字で表記される中国専売のブランドとして、2024年11月に立ち上げられた。E7Xは、2024年に発表された「E5スポーツバック」に続く第2弾モデルとなる。

E7Xは、SAICと共同開発したアドバンスト・デジタライズド・プラットフォームをベースとしており、次世代のインテリジェント・コネクテッド・ビークルとして、グローバルなアウディブランドのポートフォリオを中国市場で補完する役割を担う。ドイツと中国の開発チームが緊密に連携することで、開発期間の大幅な短縮を実現した。

E7Xは、アウディの特徴である走行ダイナミクスとプレミアム品質を備えながら、中国のデジタルエコシステムにシームレスに統合され、特にテクノロジーに精通した中国の顧客ニーズに応える設計となっている。

E7Xは2026年前半に中国市場に投入される予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る