トヨタ自動車は12月22日、クリエイターとの共創プロジェクト「TOYOTA DIRECTORSCUT」の第4弾「TOYOTA FACTORY HEROES DIRECTORSCUT」の応募作品の受付を開始したと発表した。
「TOYOTA DIRECTORSCUT」は、クリエイターの成長・活躍の機会を広げ、日本全体を盛り上げることを目的に2023年にスタートした共創プラットフォーム。毎回「トヨタ」や「モビリティ」に関連するテーマを設定し、新撮のオリジナル映像素材やアーティストの楽曲を無償提供している。
第4弾となる今回は、トヨタの「工場と人」をテーマに、普段は表に出ない製造の現場を輝かせる作品を募集する。素材として、新撮のトヨタ生産工場の映像300カット以上と、BMSGのオーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」から生まれた「STARGLOW」の楽曲を含む計17曲を無償提供する。
審査は、過去にトヨタのCM監督を務めた石向洋祐氏、上杉哲也氏、小栗旬平氏の3名のほか、今回のテーマである「工場」で活躍するトヨタ元町工場の従業員が行う。
今回から新たに映像・音楽の専門スクールとオフィシャルパートナーシップを結んでの産学共創や、CEIPAとTOYOTA GROUPによる日本音楽産業のグローバル化を支援する共創プロジェクト「MUSIC WAY PROJECT」との連携、音楽の専門学校との共創などに取り組む。
提供する楽曲では、「MUSIC WAY PROJECT」との連携で2曲を用意。1曲は、2025年5月に京都で開催した音楽制作コライティングキャンプ「SONG BRIDGE 2025」から生まれた、STARGLOWのデビューシングル収録曲「My Job」(2026年1月21日リリース予定)。もう1曲は、同じくキャンプから生まれたシンガーソングライター・山本大斗の「片道夜行」(2025年12月19日リリース)だ。
また、若手アーティストによる様々なジャンルの厳選楽曲10曲を提供。She Her Her Hers、チーナ、NTsKi、YAJICO GIRL、miida、SPENSR、東京真中、yuigot、ku-ten、揺らぎが参加する。
さらに、滋慶学園COMグループとのコラボレーションでは、全国8校の学生より集まった計86曲の中から5曲を提供する。
今回より映像の専門スクールとオフィシャルパートナーシップを結び、プロジェクトを教材として提供し、学生から映像作品を募集する。審査部門に新たに「オフィシャルパートナー校部門」を設け、若きクリエイターの活躍の場をさらに広げていく。オフィシャルパートナーシップ校は「バンタンデザイン研究所」で、「世界で一番、社会に近いスクール」をビジョンに掲げ、現役プロ講師による実践的なカリキュラムが特徴だ。
最優秀賞作品は、2025年10月にオープンした「TOYOTA ARENA TOKYO」で開催される、プロバスケットボールチームアルバルク東京の試合ハーフタイムに1か月間放映予定。また、トヨタの公式SNS及びWEBサイトでの取り上げを予定している。
募集期間は2025年12月22日午前10時から2026年2月13日午後11時59分まで。審査発表は2026年3月16日。応募方法は、トヨタが用意した映像素材を使用して制作した映像作品を、専用WEBサイトにアップロードする。




