安田不動産は、千葉県習志野市において開発を進めてきた初のボックス型冷凍冷蔵物流施設「LOGION習志野」が竣工したと発表した。
本施設はシングルテナントの施設となっており、テナント企業として北部市場運送の入居が決定している。
本施設は、物流の集積地である習志野市茜浜に所在し、東関東自動車道「谷津船橋インターチェンジ」から約1kmであることに加え、JR京葉線「新習志野」駅から徒歩圏内であり、物流拠点や雇用確保の観点からも高いポテンシャルを持っている。
幅広いテナントのニーズに応えるため、一部区画にはプラス5度からマイナス25度の範囲で温度調節が可能なチルド・フローズン対応の冷凍冷蔵設備を導入しており、倉庫内は梁下有効天井高さ5.5m、床荷重は1.5t/平方mを確保している。
本施設の冷却設備は100%自然冷媒を活用した冷却システムを採用しているほか、屋上には太陽光パネルを設置し、発電された電力は施設内で自家消費可能になるなど、環境に配慮した施設となっている。
今後同社で開発する物流施設のブランド名称を「LOGION」とし、ブランド第一弾物件として本施設の名称を「LOGION習志野」に決定した。
「LOGION」という名称は"Logistics is on.(物流は動き続ける)"からきており、LOGIONの「ON」には、人の「温」もりを大切にし、物を預かる物流ブランドとして感謝の気持ち「恩」を乗せて相手に届けたい、という想いを込めている。ロゴマークには斜線を用いて、物流のスピーディーな動きを象徴的に表した。
安田不動産は、旧安田財閥の中核であった安田保善社の第二会社として、1950年に設立し、地域に根差したまちづくりを推進している総合不動産会社だ。
北部市場運送は、1979年創業以来、食品輸送に特化し、空と陸を駆使して安心・安全・確実な輸送をモットーに、全国配送のネットワークで食品流通業界の発展に努力してきた。新鮮な食品をそのままの状態で届けるために、品質管理システムに加え、きめ細かなネットワークにて全国の市場及び場外問屋、主要な食品スーパー等に安全確実、かつスピーディに商品を配送し、日本の食の一役を担っている。




