ヤマハ、車載スピーカー向け新技術「Isolation Frame」開発…特許取得の振動抑制機構で音質向上

振動抑制機構の原理
振動抑制機構の原理全 1 枚

ヤマハは12月23日、車載スピーカー向けの新技術「Isolation Frame」を開発したと発表した。

この技術は、スピーカーから車体パネルへ伝わる振動を抑制することで、音の歪みや濁りを排除し、車載オーディオの音質を飛躍的に向上させるという。今後、量産化に向けて国内外の自動車メーカーへの提供を開始し、快適な車内空間の創出に貢献していく。

近年、自動車の車内は「セカンドリビング」として多彩な音響エンターテインメントを楽しむ空間へと進化している。設置されるスピーカーの数も増える傾向にあるが、ドアにスピーカーを設置する際には振動がドアパネルに伝わり、異音や共振音を発生させ、音質を低下させることがある。

「Isolation Frame」は、ヤマハ特許取得済み振動抑制機構によりスピーカーと車体パネルを機構的に分離することで振動の伝搬を抑制する。この結果、入力レベルの上昇に伴う異音や共振音が低減し、スピーカー本来の性能を最大限に引き出すことができる。

これにより、リズム楽器の力強さや中低音楽器の豊かな響きを、より自然でクリアに再現し、快適な車室音響空間を実現する。スピーカーごとに最適化されたバネにより、車体パネルへ伝わる不要な振動を抑制する仕組みだ。

《森脇稔》

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