Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ)は、千葉県木更津市と「電気自動車を活用したまちづくり連携協定」を、また千葉県君津市と「電気自動車を活用した災害時等における協力に関する協定」を締結したと発表した。
本協定に基づき、ヒョンデは2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤーで「10ベストカー」に選出されたスモールEV『INSTER(インスター)』を、両市に1台ずつ寄贈する。
木更津市は平成28年に「オーガニックなまちづくり」を掲げ、人と自然が調和した持続可能なまちづくりに取り組んでいる。今回寄贈するINSTERは公用車として使用される予定で、温室効果ガス排出削減への寄与に加え、実際に活用することでEVをより身近に感じる機会を創出する。
君津市とは、災害発生時の避難所運営の強化を目的とし、INSTERを非常用電源として活用する協定を締結した。照明・情報機器・携帯端末等の電源確保に活用することにより、市民の安全と避難生活の質維持に貢献する。また、平時は公用車として使用され、地域におけるEV理解促進に繋げる。
ヒョンデは2022年2月の日本乗用車市場参入以来、ZEV(走行時に二酸化炭素等の排出ガスを出さない電気自動車や燃料電池自動車の総称)を中心としたラインアップで、モビリティの脱炭素化に向けた取り組みを進めてきた。今回の2つの協定により、EV活用を身近に体験できる環境を広げ、地域全体の防災力向上および脱炭素社会の実現への貢献を目指す。
今後も、自治体が抱える課題や地域特性を理解し、それぞれの地域に寄り添った形で協力体制を強化し、安心・安全で持続可能なまちづくりを支えるパートナーとして、地域との連携を一層推進していく。




