横浜ゴム「YOKOHAMAまごころ基金」、インドの人身取引問題に取り組む「Torii」を支援

「Torii」創業者の清水友美氏(左から3番目)とリーダーシップアクションを精力的に続けるサバイバーリーダーたち
「Torii」創業者の清水友美氏(左から3番目)とリーダーシップアクションを精力的に続けるサバイバーリーダーたち全 1 枚

横浜ゴムは12月25日、従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が、一般社団法人「Torii」へ活動支援金を寄付したと発表した。

横浜ゴムはマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は60万円となる。

「Torii」は2024年に設立された人身取引や難民問題などに取り組む国際団体。認定特定非営利活動法人「かものはしプロジェクト」のインドでの事業を引き継ぎ、サバイバー(人身取引被害者)が主体となって問題解決を進められることを目指してシステムの変革やリーダーシップの育成に取り組んでいる。

インドは横浜ゴムにとって、4つのタイヤ生産拠点を構える関りの深い地域であることから、2023年より2年連続で支援した「かものはしプロジェクト」に続き、「Torii」への寄付を決定した。

今回の支援金はサバイバーが地元で人身売買を引き起こしている要因を調査し、それに基づいた政策提言をすることで人身取引の犯罪が適切に抑止できる政策の形成を目指す事業に役立てられる。

「YOKOHAMAまごころ基金」は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に2016年5月に設立された。横浜ゴムはマッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。

横浜ゴムはサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。

《森脇稔》

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