横浜ゴムが12月26日、レクサス北米が11月より販売を開始したSUV BEV『RZ』の新車装着(OE)用タイヤとして、ハイウェイテレーンタイヤ「GEOLANDAR X-CV(ジオランダー・エックスシーブイ)」の納入開始を発表した。装着サイズは235/50R20 100V。
ジオランダーX-CVは、高速性能と運動性能を重視しつつ、安全性、快適性、経済性を高い水準で両立した「M+S」規格の新次元ハイウェイテレーンタイヤだ。今回装着されたサイズは、耐久性、静粛性、低電費性能など電動車に特徴的な要求に応える技術を搭載した商品であることを示す横浜ゴム独自のマーク「E+」がタイヤサイドに打刻されている。
開発にあたっては、人間特有のひらめきや発想力と、AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協調によって新たな発見を促し、デジタル革新を目指す同社独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab」を活用した。
ジオランダーX-CVはこれまでにもレクサスへの採用実績があり、『LX』や『GX550』向けに新車装着タイヤを納入している。
なお、日本国内で発売された新型RZ向けには、旧モデルに引き続き「ADVAN(アドバン)V61」を納入している。
横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026」のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げている。その一環として、世界的な主力タイヤブランド「アドバン」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「ジオランダー」の新車装着を推進している。




