ファミリー向けデジタルコンテンツの開発・運営を展開する、キッズスターは、運営する子ども向け社会体験知育アプリ「ごっこランド」において、アスファルト合材の製造設備を提供する日工の協賛による第2弾ミニゲーム『スイスイどうろ』を、2025年12月18日にリリースした。
●社会インフラを支える仕事の重要性を学ぶ
2023年8月に公開された第1弾コンテンツ『どうろをまもろう』は、道路建設の裏側にある「アスファルトプラント」の役割をテーマに、社会インフラを支える仕事の重要性を子どもたちが学ぶ機会を提供した。
パビリオン出店後に実施したユーザーアンケートでは、道路づくりに関する知識向上に大きな効果が見られた。「アスファルト合材がどのように作られているかを知っていますか」という保護者向けの質問では、出店前と比較して10.0ポイント高い結果となった。
さらに企業認知の面でも効果が確認された。「アスファルト合材やコンクリートの製造設備(プラント)メーカーの『日工株式会社』を知っていますか」という質問に対し、出店前と比較して6.5ポイント高い結果となった。
●企業認知や業界広報に貢献
日工経営企画部広報担当の日野桃子さんは「ごっこランドを通じて、自社だけでなく業界全体のPRに繋がっていることを評価している」とコメントしており、業界への興味・関心への貢献が確認されている。採用活動においても「会社説明の代わりにゲームを紹介することで、親しみやすい入口として学生から良い反応を得られた」という。
また本取り組みは、公益社団法人土木学会が主催する「土木広報大賞2023」教育・教材部門において「優秀部門賞」を受賞した(日工とキッズスターで共同受賞)。これは土木にまつわる広報活動や作品で他団体の模範となるものに贈られる賞であり、本コンテンツが業界全体の広報活動に貢献していることが公的に認められた形だ。
●道路を守るヒーロー「防災戦隊ニッコージャー」
第2弾となる「スイスイどうろ」は、プレイヤーが道路を守るヒーロー「防災戦隊ニッコージャー」を操作し、パズル状に並べられた道のマスを塗りつぶしてゴールをめざす。操作は方向ボタンのタップで行ない、ニッコージャーは障害物にぶつかるまで自動で進む。
ステージは「かんたん」「ふつう」「むずかしい」の3つの難易度に分かれており、クリアすると次のステージが解放される。ステージ内には池や木、ブロックといった障害物に加え、キャラクターアイテムとして日工オリジナルの「アジ太郎」や「チョイ割るのジョー」「チビないと」が配置され、ステージの難度を高める。
全ての道を通ってゴールに到達すると、舗装された綺麗な道路に塗装される演出があり、達成感を高める。日工への親しみを感じてもらうため、日工のキャラクターがたくさん登場しているので、表情にも注目しながら楽める。




