360度センシング搭載の電動パーソナルビークル「ev1」、シンガポールのStruttが発表へ…CES 2026

電動パーソナルビークル「ev1」
電動パーソナルビークル「ev1」全 2 枚

シンガポール発のモビリティテクノロジー企業Struttは、スマートパーソナルビークル「STRUTT ev1」を1月6日に開幕する「CES 2026」で正式発表する。

【画像全2枚】

プレビューイベントでは、創業者兼CEOのTony Hong氏が登壇し、「直感的で安全かつ人間中心のパーソナルモビリティを創出する」という同社の使命について説明した。デザイン責任者のBarney Mason氏は、「静かなエンパワーメント」というデザイン哲学を紹介し、日常生活に溶け込みながらユーザーに自信と自立、喜びをもたらすテクノロジーの重要性を強調した。

ev1は2つの中核的イノベーションを基盤として開発されている。1つ目は「evSenseシステム」で、LiDAR、カメラ、超音波、ToFセンサーを組み合わせた360度センシングおよび意思決定システムにより、安全かつ実環境に即したナビゲーションを実現する。2つ目は「Quad-Drive System」で、4輪アクティブドライブアーキテクチャにより、屋内外を問わず滑らかで安定した走行を可能にする。

参加者はev1を実際に体験し、実環境を想定したシナリオでその性能を試すことで、同製品がパーソナルモビリティにおける複雑さ、偏見、旧態依然とした技術といった重要課題にどのように対応しているかを確認した。

同ビークルの開発は、徹底したユーザーリサーチに基づいて進められており、アームレストの調整機構からジョイスティックの配置に至るまで、あらゆるデザイン上の選択が自立性、自信、そして尊厳を支えることを目的として設計されている。

電動パーソナルビークル「ev1」電動パーソナルビークル「ev1」

Mason氏は「シャーシからインターフェースに至るまで、ev1のあらゆるディテールは、単なるテクノロジーではなく人を中心に形作られている。私たちの目標は、動くという行為を自然で、力を与え、そして喜びを感じられるものにすること」と述べた。

ev1はデザイン分野における卓越性が認められ、車両技術・先進モビリティ部門において2026 CESベストオブイノベーション賞を受賞している。

Hong氏は「パーソナルモビリティとは、単なる移動手段ではなく、自信や自立、そして喜びそのもの。その未来はCES 2026で正式に姿を現す」と付け加えた。

StruttはMatter Venture PartnersやVertex Venturesをはじめとする著名な投資家からの支援を受け、人間中心のリサーチと革新的な研究開発・製造手法を統合することで、最もスマートで安全性が高く、ユーザーフレンドリーなパーソナルモビリティソリューションを創出している。

《森脇稔》

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