成田空港で自動運転トーイングトラクター実用化、レベル4完全無人運転…ナガセテクノサービス

成田空港で完全無人化のレベル4自動運転実用化
成田空港で完全無人化のレベル4自動運転実用化全 2 枚

長瀬産業のナガセテクノサービスは、日本航空(JAL)、成田国際空港と連携し、成田国際空港において自動運転トーイングトラクター「EZTow」のレベル4完全無人運転による実用化を開始した。国内初の取り組みとなる。

【画像全2枚】

同社は2019年度から成田国際空港で段階的な試験運用を進め、2025年度にレベル4での試験運用を実施してきた。今回の実用化は、これまでの取り組みの集大成であり、安全性を確保しつつ完全無人運転を可能にする技術の社会実装を加速させるものだ。

近年、空港業務における人手不足や作業効率化の課題が深刻化している。こうした課題に対応するため、同社は段階的な試験運用を進めてきた。

導入される「EZTow」は、アメリカに本社を置くトラクトイージー社が設計・開発および製造する自動運転トーイングトラクターだ。センサーやカメラから取得した走行距離などのデータをリアルタイムで処理し、自律的に運搬を行う。最大牽引重量は14トンとなっている。

運用内容は受託手荷物の搬送で、走行ルートは第2旅客ターミナル本館とサテライト間となる。2025年12月に実用化を開始し、2026年から本格運用を予定している。

自動運転を活用した牽引技術は、空港オペレーションの効率化に加え、物流・製造業など幅広い分野への応用が期待されている。ナガセテクノサービスは、空港・港湾・工場などを中心に、自動運転技術を活用した効率化、人手不足解消、労働環境改善等に寄与するソリューションを展開し、持続可能な社会インフラの構築に貢献していく方針だ。

《森脇稔》

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