ホンダ『プレリュード』新型、SUPER GTに投入へ…2026年モータースポーツ計画を発表

Honda HRC PRELUDE-GT
Honda HRC PRELUDE-GT全 3 枚

ホンダは1月9日、2026年のモータースポーツ活動計画を発表した。

【画像】HRCの2026年参戦マシン

二輪モータースポーツでは、FIMロードレース世界選手権MotoGPクラスでワークスチーム「Honda HRC Castrol」がジョアン・ミル選手とルカ・マリーニ選手の2台体制を継続する。サテライトチームのHonda LCRからはヨハン・ザルコ選手に加え、2025年Moto2クラスチャンピオンのディオゴ・モレイラ選手が新たに参戦する。

FIMスーパーバイク世界選手権では、ワークスチームHonda HRCがライダーを一新するとともに、開発ライダーにWSBKで6度のチャンピオンを獲得しているジョナサン・レイを迎え、「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の戦闘力をさらに向上させる。

Honda HRC CBR1000RR-R FIREBLADE SPHonda HRC CBR1000RR-R FIREBLADE SP

FIMモトクロス世界選手権の最高峰MXGPクラスでは、2台体制から3台体制にチーム力を強化し、4年ぶりのチャンピオン奪還を目指す。FIMトライアル世界選手権TrialGPクラスとFIM X-Trial世界選手権では、トニー・ボウ選手が両シリーズ合わせて40連覇に挑む。

ホンダは2040年代に全ての二輪製品でのカーボンニュートラルを実現することを目指し、モータースポーツにおいても引き続き電動化を続ける。2025年にFIMトライアル世界選手権Trial2クラスに参戦しランキング2位を獲得した「RTL ELECTRIC」は、最高峰クラスのTrialGPクラスに移し参戦する。

四輪モータースポーツでは、2026年にホンダがAston Martin Aramco Formula One Teamにワークスパートナーとしてパワーユニットを供給することで、FIAフォーミュラ・ワン世界選手権に新たに参戦する。ホンダのモータースポーツ活動を担うホンダ・レーシングが、F1 PUの開発、製造、運用といったレース参戦の中核を担当する。

2025年は、Oracle Red Bull RacingおよびVisa Cash App Racing Bullsに対し、チームパートナーとして技術支援およびマーケティング協力を行う最終年となった。最終戦・第24戦アブダビGPで、マックス・フェルスタッペン選手がポール・トゥ・ウインを達成し、8年にわたるパートナーシップを締めくくるにふさわしい結果となった。2026年からは新たなパートナーであるアストンマーティンとともに、頂点を目指して全力で戦う。

国内レースでは、2025年の全日本スーパーフォーミュラ選手権で、TEAM MUGENの岩佐歩夢選手がドライバーズチャンピオンを獲得した。また、牧野任祐選手と太田格之進選手が所属するDOCOMO TEAM DANDELION RACINGがチームチャンピオンを獲得した。2026年シーズンもダブルタイトル獲得を目標に戦っていく。

SUPER GTシリーズにおいては、STANLEY TEAM KUNIMITSUの山本尚貴選手と牧野任祐選手組が年間2位の成績を収めた。2026年は、『プレリュード』をベースとした「Honda HRC PRELUDE-GT」を新たに投入する。

Honda HRC PRELUDE-GTHonda HRC PRELUDE-GT

運営体制面では、Honda HRC PRELUDE-GTを走らせる5つのチームを横断でサポートするテクニカルディレクターを新たに配置することで、5台のHonda HRC PRELUDE-GTを駆るチームやドライバーとの連携を深め、HRC Sakura開発部門へのフィードバックの質向上を図る。また、8号車のチーム名を新たに「Team HRC ARTA MUGEN」とし、HRCから専任のエンジニアを複数名配置するなど、HRCの関与を深めていく。

また、2025年に全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権でチャンピオンを獲得した野村勇斗選手が新たにSan-Ei Gen with B-Maxからスーパーフォーミュラへ、Astemo REAL RACINGからSUPER GT GT500クラスに参戦する。

北米においては、インディカー・シリーズに参戦する5チームにHonda Racing Corporation USAからPUを供給する。また、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の最高峰GTPクラスにはHonda Racing Corporation USAが供給するアキュラブランドのマシン「ARX-06」2台が参戦する。2025年に引き続き、Meyer Shank Racingとのパートナーシップにおいて2台体制のうち93号車は、チームオペレーションの主要部分をHonda Racing Corporation USAのエンジニアが担い、人材育成と技術開発の両方をさらに加速させる。さらに、2025年からIMSAに挑戦する太田格之進選手が、今年もデイトナ24時間レースを含む2大会に同チームより参戦する。

ホンダは、モータースポーツを通じて技術を磨きエンジニアを育てる最高の舞台として、2026年も「挑戦」の志をさらに強く、共に戦うライダー・ドライバー・関係者の皆様とモータースポーツ活動を展開していく。

《森脇稔》

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