「見る、触る、操る」楽しさを追求した、トヨタ『アルテッツァ』という“高貴な”FRセダン【懐かしのカーカタログ】

トヨタ・アルテッツァ 当時のカタログ
トヨタ・アルテッツァ 当時のカタログ全 13 枚

トヨタ『アルテッツァ』の国内デビューは1998年10月のこと。翌1999年には欧州、北米向けにレクサスから『IS』として登場。ISが全車6気筒エンジンを搭載したのに対して、国内のアルテッツァには6気筒エンジン1機種と4気筒エンジンが設定されたのが特徴だった。

【画像】トヨタ『アルテッツァ』当時のカタログ

“ドライビングそのものを楽しむドライバーのための新型FRスポーツセダン”がコンセプト。車名はイタリア語で“高貴”を意味した。

トヨタ・アルテッツァ 当時のカタログトヨタ・アルテッツァ 当時のカタログ

ボディサイズは全長×全幅×全高=4400×1720×1410mm、ホイールベースは2670mm。アンダーボディとキャビンを一体化させ、4輪の踏ん張り感を出す前後フェンダーフレア、低いフロントノーズなどで構成されるダイナミックなフォルムが印象的だった。

ちなみに前軸中心とエンジン中心の距離は4気筒(3S-GE型)で75mm、6気筒(1G-FE型)で57mmとしたフロントミッドシップレイアウトを採用。エンジンルーム内のバッテリーと後席下のガソリンタンクは、車両重心位置にできるだけ近づけて配置されていた。

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デュアルVVT-i採用の2リットル4バルブDOHCの3S-GE型は、6速MT車で最高出力210ps/7600rpm、最大トルク22.0kg-m/6400rpm、5速AT車で同・200ps/7000rpm、同・22.0kg-m/4800rpm。可変吸気システムACISも採用した2リットル6気筒4バルブDOHCの1G-FE型は最高出力160ps/6200rpm、最大トルク20.4kg-m/4400rpmで4速ATが組み合わせられた。

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MT、ATともに表面が金属の球形シフトノブを採用、クロノグラフをモチーフにしたメーターなどとともに、見る、触る、操るの楽しさを追求していた。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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