リーンモビリティは、「東京オートサロン2026」(1月9~11日、幕張メッセ)のオートバックスブースにて、都市型小型EV『Lean3』の量産仕様を初公開した。
従来の試作品とは「根本的に違う」という市販モデルは、2026年8月より日本および台湾での販売を開始する。価格は169万8000円から。
◆量産図面で作り上げた「本物」の市販仕様
ブースで取材に応じたリーンモビリティ創業者の谷中壯弘社長は、今回展示された車両について「量産用の図面で全ての部品を作り上げている」と説明。「従来のデモカーはデザインこそ同じでしたが、部品は言ってしまえば1品モノで作ったり、あるものを引っ張ってきたりしていた。今回の市販仕様とは根本的に違います」と、その完成度の高さを強調した。
デザイン面でも大きな進化を遂げている。エアコンの冷却機能を確保するためのダクトを新たに追加したほか、全体的により「シャープ」な印象を与えるデザインへとリファインされた。谷中氏は「かなり良くなっている」と自信を見せる。
量産仕様の特徴であるダクトはデザイン上のポイントにもなっている。
◆オートバックスが販売・メンテナンスを全面サポート
販売はオートバックスグループとの業務提携により展開される。オンライン予約・店舗での実車確認・納車までをサポートする販売方式を採用し、オートバックスグループの整備ネットワークを活用したアフターサービス体制を構築する。
ブースに立つオートバックスのスタッフも「メンテナンスまで全部面倒見ます!」と力強くアピール。小型EVならではの「購入後のサポートが不安」という声に応える体制が整えられている。
価格は169万8000円から(税込、補助金含まず)に決定。エアコンは標準装備となる。
「一時はエアコンをオプションにしようかとも考えたが、そういうわけにはいかない」と、ユーザーの快適性を優先した判断を明かした。
量産仕様『Lean3』のコックピット。サイドウィンドウの下にエアコンの吹き出し口が見える生産は台湾で行われ、日本国内と台湾の両市場で2026年8月頃から販売を開始する予定。細かな仕様については「まだ決めきれていない部分もある」とのことで、発売に向けて詰めの作業が続いている。
◆Lean3の主要スペック
Lean3は前2輪操舵・後1輪駆動の3輪構造を採用した都市型小型EV。独自の「アクティブ・リーン・システム」により、車体を最適な角度に制御し、コーナリングや荒れた路面でも安定した走行を実現する。
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車両区分: 第一種原動機付自転車(ミニカー)
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サイズ: 全長2470mm×全幅970mm×全高1570mm
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乗車定員: 1名
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最高速度: 60km/h
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航続距離: 約100km(WLTCモードClass1)
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充電時間: 約5時間(AC200V)、約7時間(AC100V)
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主要装備: エアコン、パワーウインドウ、デジタルメーター、プッシュ式シフト
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安全装備: ELR付3点式シートベルト、車両接近通報装置、アクティブ・リーン・システム、前後ディスクブレーキ
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価格: 169万8000円から(税込、補助金含まず)
リーンモビリティ Lean3 量産仕様(東京オートサロン2026)




