クルマも“高齢化”加速、2025年の「平均車齢」9.44歳に[新聞ウォッチ]

2025年の軽自動車を除く乗用車の平均車齢は9.44歳となり、1980年時点の4.25歳と比べ倍以上も延びたという(写真はイメージ)
2025年の軽自動車を除く乗用車の平均車齢は9.44歳となり、1980年時点の4.25歳と比べ倍以上も延びたという(写真はイメージ)全 1 枚

2025年の国内新車販売台数が456万5777台で、6年連続で500万台割れとなったことは、新年早々、小欄でも取り上げたが、マイカーなど新車を購入して初登録後の経過年数を示す、いわゆる「車齢」の“高齢化”も進んでいるという。

一般財団法人の自動車検査登録情報協会が調査結果を公表したもので、日経が1月10日付けで「平均車齢10歳目前、30年で倍、耐久性向上」とのタイトルで報じていた。それによると、2025年の軽自動車を除く乗用車の平均車齢は9.44歳となり、10歳に迫りつつある。1980年時点では4.25歳だったことから倍以上も延びたそうだ。貨物車も12.13歳と80年の4.28歳の3倍に、バスなどの乗合車も13.06歳と倍以上になったという。

新車販売が減り、自動車を長く使う人が増えると高齢化が進む半面、新車販売が増え、古い車のスクラップや海外輸出が増えると若返る傾向にある。だが、ここ数年は、耐久性の向上のほか、消費増税やコロナ禍、さらに認証不正問題や半導体不足などによる納期の遅れでなどから新車販売の回復は鈍く、対照的に中古車は需要が増して活性化していることなどが背景にあるようだ。

記事では「今後も自動車の長寿化は進む可能性がある。近年はソフトウエアの追加・更新によって、買い替えなしで性能を高められる車も出てきた」と指摘。さらに「自動車は日本の基幹産業で政府は従来、補助金などの支援策は新車向けを手厚くしてきた。長寿化が進めば政策の見直しが必要になる」とも言及している。

2026年1月13日付

●レアアース試掘へ出航、「ちきゅう」南鳥島へ、将来の国産化狙う(読売・24面)

●トヨタ6年連続世界一、販売台数(産経・5面)

●交通事故介護埋もれた「支援」24年度新規利用103人、ピークの8%弱 (東京・1面)

●中国EV電池交換式アクセル、「ステーション」設置、5000カ所突破,2~5分で作業完了 (東京・5面)

●高速道相次ぐ正面衝突、対面通行「暫定2車線」区間、新防護柵で安全対策急ぐ (日経・22面)

●軽井沢スキーバス事故10年、教え子犠牲、尾木さん献花 (日経・23面)

《福田俊之》

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