マツダのロータリーエンジン搭載PHEV、第60回機械振興賞で会長賞を受賞

小型軽量・高静粛性の高出力ロータリーエンジン搭載PHEV「e-SKYACTIV R-EV」
小型軽量・高静粛性の高出力ロータリーエンジン搭載PHEV「e-SKYACTIV R-EV」全 5 枚

マツダは1月13日、独自技術の小型軽量・高静粛性の高出力ロータリーエンジンを搭載したプラグインハイブリッドシステム(PHEV)の実用化が、第60回機械振興賞(主催:一般財団法人機械振興協会)の「機械振興協会会長賞」を受賞したと発表した。

【画像】マツダMX-30 ロータリーEV

機械振興賞は、機械産業にかかわる優秀な研究開発およびその成果の実用化によって、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる業績に対して授与される。

今回受賞した「小型軽量・高静粛性の高出力ロータリーエンジン搭載PHEV」は、マツダが世界で初めて量産化に成功したロータリーエンジンを発電機として使用するマツダ独自のプラグインハイブリッドシステムだ。

バッテリー電力のみでの走行時において、エンジン重量と容積が負荷となり電力消費増加につながる課題を解決するため、レシプロエンジンに比べ小型軽量なロータリーエンジンを採用した。

燃費改善のためのロングストローク化や軽量化のためのアルミ材料の採用、耐摩耗性を確保するための表面処理を行い、発電用に特化したロータリーエンジンを開発した点が評価された。

現在このプラグインハイブリッドシステムは、『MX-30 ROTARY-EV』に搭載している。

受賞対象は「小型軽量・高静粛性の高出力ロータリーエンジン搭載PHEVの実用化」で、開発担当者は岡留光代氏、星野司氏、長谷川裕一氏、志村直紀氏。

ロータリーエンジンはマツダの歴史において、「飽くなき挑戦」を象徴する特別な存在だ。カーボンニュートラル社会の実現に向けて、マルチソリューション戦略のもと、電動化や様々な燃料と相性の良いロータリーエンジンを、社会に広く貢献できる技術として育成している。

《森脇稔》

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