レベル4自動運転バス、千葉県柏市で営業運行開始…東大キャンパスへのシャトルバスに

東武バスセントラルが運行する自動運転バス
東武バスセントラルが運行する自動運転バス全 2 枚

経済産業省と国土交通省が取り組む千葉県柏市でのレベル4自動運転の実証事業について、1月13日より営業運行を開始した。

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レベル4自動運転とは、特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態を指す。今回の営業運行は、東京大学の学生、教職員および来訪者向けのシャトルバスで実施される。

経済産業省と国土交通省は、2021年度より「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」を共同で進めてきた。国立研究開発法人産業技術総合研究所と民間事業者のコンソーシアムを組成し、自動運転移動サービスの実現に向けた実証実験を実施してきた。

柏市での取組では、柏の葉キャンパス駅から東京大学柏キャンパスまでの一部区間でのレベル4自動運転に関して、2025年12月9日までに道路運送車両法、道路交通法、道路運送法で求められる許認可を取得した。

これを受けて、2026年1月13日から、一般道における中型バスでのレベル4自動運転による運行を開始し、その走行距離は700mとなる。運転席には乗務員が乗車する。使用車両は国産中型バスで、先進モビリティ株式会社が自動運転車両に改造したもの。運行事業者は東武バスセントラルが担当する。

運行区間は東京大学柏キャンパス・シャトルバスルートの一部区間で、一号近隣公園停留所から三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド前(税関研修所)停留所までが特定自動運行区間となる。最高速度は40km/hとなる。

この取組を通じて、自動運転移動サービスを他地域にも展開していくため、円滑性の向上に寄与するインフラ情報の活用など、技術的に困難な課題にも正面から取り組む。得られた知見は「自動運転移動サービス社会実装・事業化の手引き」に反映し、広く公開する予定だ。

今後も官民の先行事例における成果を全国に発信し、他地域に展開していくことで、移動課題解決に貢献していく。

《森脇稔》

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