自律移動ソーシャルロボット『Nyokkey』、川崎重工・トヨタ紡織・大同大学が協同開発

水素駆動の自律移動型ソーシャルロボット「Nyokkey」川崎重工・トヨタ紡織・大同大学が連携
水素駆動の自律移動型ソーシャルロボット「Nyokkey」川崎重工・トヨタ紡織・大同大学が連携全 6 枚

川崎重工業株式会社は、人々の日常生活や仕事の現場で活躍する自律移動型ソーシャルロボット「Nyokkey」の開発を進めている。同ロボットの最新動画が2026年1月15日(木)に公開された。

【画像全6枚】

水素を動力源とする点が最大の特徴で、環境に配慮しながら長時間の連続稼働を実現する次世代型のサービスロボットだ。トヨタ紡織株式会社、大同大学も連携してこのプロジェクトを推進している。

ディスプレイには表情豊かな顔が表示され、人間とのコミュニケーションを円滑にする親しみやすいデザインの工夫が施されている。本体は紫と白を基調としたカラーリングで、胸部には緑色のネクタイ風のアクセントがある。

2本のアームで多彩な作業に対応

Nyokkeyには2本のアームが搭載されており、ドアの開閉や物の運搬といった実用的な作業が可能だ。さらに昇降機能により高さを調整できるため、様々な場面での活用が期待される。移動機構には複数の車輪が採用されており、スムーズな移動やその場での旋回も実現している。

ロボットの下部にはKawasakiのロゴが確認でき、川崎重工の技術力が投入されていることがわかる。また、側面にはToyota Boshoku Corp.のロゴも見られ、両社の協力体制が明確に示されている。

水素エネルギーで長時間稼働を実現

Nyokkey最大の革新性は、水素吸蔵合金タンクと小型燃料電池ユニットを組み合わせた動力システムにある。水素吸蔵合金タンクを交換するだけで長時間の連続稼働が可能となり、充電時間の制約から解放される。発電時には清浄な水が排出されるのみで、環境負荷が極めて低い。

青色の円筒形をした水素吸蔵合金タンクは、人の手で簡単に着脱できる設計となっている。

こうした取り組みにより、バッテリー式で動くロボットが抱えている充電待機時間や充電スペースという課題も解決され、より効率的な運用が実現することが今後期待できるのではないだろうか。

水素駆動の自律移動型ソーシャルロボット「Nyokkey」川崎重工・トヨタ紡織・大同大学が連携

《ロボスタ編集部》

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