フォードモーターは、CES 2026において「フォード AI アシスタント」を発表した。2026年前半から最大800万人の顧客に対し、フォードおよびリンカーンのアプリを通じて提供を開始する。
同社は、汎用的なAIではなく、ユーザーの車両を深く理解する「インテリジェント・スレッド」としてこのアシスタントを位置づけている。例えば、材木店で薪の写真を撮影し「この薪はトラックの荷台にどれくらい積めるか」と尋ねると、アシスタントは薪の量を分析し、ユーザーが所有するフォードトラックの正確な荷台サイズに基づいて積載可能な量を計算する。
フォードがアプリファーストのアプローチを選択した理由は、新車購入を待たずに既存のフォード車オーナーにも先進機能を迅速に届けるためだ。アプリでの展開により、数百万人の顧客に素早くサービスを提供できる。
2027年には、このAIアシスタントはフォードとリンカーンの車両本体に統合される予定だ。単にスマートフォンの画面をミラーリングするのではなく、運転体験に深く組み込まれた知能として機能する。
フォードは、この取り組みについて「技術以上のもの」と説明している。オーナーシップ体験を容易にし、車両を理解するアシスタントを提供することで、汎用的で断片的な技術を超え、ユーザーの生活と同じくらいスマートでパーソナライズされた未来を創造する、としている。




