車載AI保護の新ソリューション、VicOneが「xPhinx」披露へ…オートモーティブワールド2026

VicOneのオートモーティブワールド2026ブースイメージ
VicOneのオートモーティブワールド2026ブースイメージ全 1 枚

トレンドマイクロの子会社で自動車向けサイバーセキュリティを手がけるVicOneは、1月21日から23日まで東京ビッグサイトで開催されるオートモーティブワールド2026に出展すると発表した。

同展示会は世界最大のクルマの先端技術展示会で、今年は1850社が出展。コネクテッドカーや自動運転など、クルマの先端テーマの最新技術が一堂に揃う。

VicOneブースでは、スマートコックピット等で普及が進む車載AIを保護する新ソリューション「xPhinx(スフィンクス)」を披露する。xPhinxは既存のAIモデルを再学習や調整することなく導入可能で、車載エッジAIの安全性をリアルタイムで確保する。

独自のデュアルエンジン設計により、実行速度を最大70%向上させつつメモリ使用量を90%削減。リソースの限られた車載環境でも遅延のないリアルタイムな保護を実現する。プロンプトインジェクションやデータ漏洩などの新たな脅威からAIを保護し、ASPICE CL2やISO/SAE 21434等の国際規格に準拠している。

SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)化が加速する中、開発段階だけでなく出荷後のライフサイクル全体を通じた継続的なサイバーセキュリティ対応が急務となっている。

VicOneは、SBOM・脆弱性管理ツール「xZETA」とSystemWeaver社のTARAツールを連携した「Dynamic TARA」を展示する。xZETAが検知した最新の脆弱性情報をリアルタイムでTARAツールへ同期し、その分析・結果をxZETAのステータスへ自動フィードバックする仕組みにより、従来は「一度作成して終わり」になりがちだったTARAのタイムリーな更新を可能にする。

国内の日本人エンジニアチームによる高度なカスタマイズ対応により、OEMやサプライヤーの開発プロセスに最適化された効率的なサイバーセキュリティ体制の構築を支援する。

その他、VicOneブースではリアルタイムの侵入検知・防御(IDPS)、脆弱性管理、脅威インテリジェンス、車両セキュリティオペレーションセンター(VSOC)を支援するプラットフォームなど、開発から運用までをシームレスにカバーする製品群を展示する。

《森脇稔》

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