フォルクスワーゲンジャパンは「東京オートサロン2026」に『ID.GTI Concept』を展示した。GTIがデビューして50年という記念すべき年ということもあり、出展に繋がったという。
◆「ID.ポロ」がベースの電動ホットハッチ
GTIは、1976年に初代『ゴルフ』の高性能バージョンとして誕生して以来、現代に至るまで、”運転の楽しさと日常的な実用性の完璧な融合”をテーマに、スポーツモデルに匹敵する性能を発揮しながら、ハッチバックとしての高い実用性も兼ね備え、高性能と実用性を極めて高いレベルで両立させたクルマだ。
このDNAはさらに進化を続け、電気自動車の時代へと引き継がれていくという。それが「ID.GTI Concept」だ。ID. GTI Conceptは、ドライビングプレジャーと持続可能性が調和した、スポーティで象徴的、先進的、そして身近な存在であり続ける一方で、未来に向けた新たな解釈を加えた、極めてエモーショナルな存在とのこと。
VW ID. GTI コンセプト(東京オートサロン2026)
フォルクスワーゲンジャパンの山谷浩之さんは、あくまでもコンセプトカーであるが故に詳細は語れない、と前置きしたうえで「『ID.ポロ』をベースにしたスポーティーモデル」だと成り立ちを語る。プラットフォームは「MEBプラス」を採用したことから、初めて電気自動車でFFドライブトレインを採用するモデルとなる。MEBプラットフォームはこれまでリア駆動か4輪駆動しかなかったが、MEBプラスは重量配分が52対48とフロントに荷重がかけられるようになったこともあり、FFを採用したそうだ。
また、これまで『ポロGTI』や『ゴルフGTI』は全てFFだったことも踏まえながら、「GTIブランドの下で電気自動車のFFのスポーツカーを出したことが特徴」だと山谷さんは語る。
◆「2ピラー戦略」の掛け合わせ
VW ID. GTI コンセプト(東京オートサロン2026)現在フォルクスワーゲンは「2ピラー戦略」をとっている。これは内燃機関と電気自動車の2つの柱を持つということで、内燃機関では走る楽しさを、電気自動車ではサステナブルやエコを重視していく。このID.GTI Conceptは「その両方を掛け合わせたもの」となる。
さらに山谷さんは、「電気自動車はすごくスポーティな走り向いているパワートレイン」だという。「アクセルペダルをグッと踏んだ時のトルク感や、アクセル開度を電気信号で送るのでモーターの微調整がリニアに効く。つまりドライバーの意のままに操った感覚を体感できるクルマ。まさにGTIというブランドを冠するクルマに相応しい」と絶賛の様子。「ドイツでは今年の後半ぐらいに発表発売される予定なので、そこで様々な良いニュースが出てくると思うので、楽しみにしていてほしい」とコメントした。




