アウディ世界販売2.9%減、EVは36%増で過去最高…2025年

アウディ Q6スポーツバック e-tron
アウディ Q6スポーツバック e-tron全 6 枚

アウディは2025年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は162万3551台で、前年比2.9%減となった。

【画像】アウディのEV

9月以降のすべての月で前年同月比の増加を記録し、上昇傾向を示している。受注状況はこの傾向を裏付けており、2025年の受注は2024年比で13%以上増加した。

電気自動車の販売台数は、2025年に過去最高となる22万3000台超に達し、約36%の増加となった。電動モデルの受注は約58%増加した。

特に、2つの新しい電気自動車である『A6 e-tron』(3万7000台)と『Q6 e-tron』(8万4000台)が需要を大きく牽引した。カナダ、ポーランド、トルコ、デンマークなどの市場では、過去最高の販売台数を達成した。

地政学的および経済的な課題は、2025年も引き続き販売実績に圧力をかけた。中国における激しい競争環境や米国の関税政策は、自動車業界全体に影響を与え、世界の消費者行動にも大きな変化を与えた。ヨーロッパ、ドイツ、ならびに海外・新興市場で堅調な実績は、これらの要因を完全に相殺するには至らなかった。

アウディスポーツは2025年に、ハイパフォーマンスモデルを約3万6000台(前年比13%減)を販売した。この減少は、モデルチェンジに伴う影響によるものだ。

ヨーロッパ(ドイツを除く)では、46万4000台超を販売し、前年と同水準を維持した。EVの販売台数は約11万3000台と約40%増加し、世界的な好調傾向を継続している。

ドイツ本国でも、アウディは堅調な成長を記録した。20万6000台超(前年比4%増)の販売のうち、約4万1000台(前年比89%増)が電気自動車となった。この増加は、新しい電動モデルが顧客から高い支持を得ていることを示している。

北米では、20万2000台超(前年比12%減)を販売した。そのうち約3万3000台がEV(前年比15%増)で、過去最高を記録した。カナダでは、3万7000台超(前年比11%増)となり、過去最高の販売台数となった。

中国では、厳しい競争環境が続く中、アウディは約61万8000台(前年比5%減)を販売し、主要競合の中でリーディングポジションを維持した。中国市場向けのモデルイニシアチブは2026年も早いペースで進められ、『A6L』、『A6L e-tron』、『Q5L』、そして『AUDI E7X』を含む主要モデルの導入が予定されている。

海外および新興市場では、販売台数を約13万4000台まで伸ばし、約6%の増加を達成した。電動モデルの販売は1万4000台で26%の増加となった。アルゼンチン(前年比77%増)、トルコ(前年比28%増)、エジプト(前年比21%増)が特に高い成長を示した。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. HDMI入力のないクルマで動画が見れる! さらにApple CarPlayとAndroid Autoも使える、データシステム「USB KIT(CEA940)」の拡張性がすごいPR
  2. 「日本でもこの顔に?」中国でマイナーチェンジしたホンダ「フィット」のデザイン変更がSNSで話題に
  3. 1名乗り超小型EV「mibot」、自治体業務利用の可能性を検証…KGモーターズが東広島市と連携
  4. メッキギラギラじゃない『アルファード』にSNSも「時代変わった」と注目! モデリスタが魅せた新デザイン表現とは
  5. 究極の『ジュリア クアドリフォリオ』、520馬力+専用エアロの「ルナロッサ」登場…限定10台はすでに完売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る