VW ID.4が『ID.ティグアン』に改名!? 最大300馬力、航続400km以上に大胆進化へ

VW ID.ティグアン 量産型のプロトタイプ 
VW ID.ティグアン 量産型のプロトタイプ 全 23 枚

フォルクスワーゲンVW)は現在、フル電動クロスオーバーSUV『ID.4』改良新型を開発中だ。その最新プロトタイプをスパイ班のカメラが捉えた。2026年後半に正式発表される予定だが、変更点は非常に大きく、車名も『ID.ティグアン』になると言われている。

【画像】VW ID.4 改め『ID.ティグアン』のプロトタイプ

ボディも完全に刷新されるいっぽう、ミッドサイズ電気SUVとしてID.4の基本的なプロポーションは維持されているようだ。しかしプロトタイプは、よりクリーンな造形ボディとシャープなラインを特徴とする、全く新しいデザイン言語を示唆している。

カモフラージュされてはいるものの、ドアシルやバンパー下部などが、よりフラットで角張った形状になっており、これらの変更に伴って、デザインの基盤がより強固で安定したものになっている。

フロントエンドは完全に刷新され、ヘッドライトは特徴的なフレームに収められている。『ID.ポロ』や『ID.クロス』と同様に、車幅全幅が点灯する照明要素を備え、中央に配置された大きなVWエンブレムが、やはり点灯して強調される。

VW ID.ティグアン 量産型のプロトタイプ VW ID.ティグアン 量産型のプロトタイプ 

リアセクションでは、新型モデルはID.ポロやID.クロスと同じシグネチャーライトを備えているようで、これらの車両と同様にグレーの枠で囲まれている。リアナンバープレートの両側にある奇妙な“フィン”は、カモフラージュを塗り分けただけの偽物だ。

改良新型はインテリアも大幅に刷新される。他のVW車における最近の変更点同様に、ステアリングホイール上の各種機能やエアコンなどの操作に物理ボタンが復活し、タッチセンサー式の操作スイッチが廃止されると思われる。

正式名称についてVWはまだ発表していないが、ID.4からID.ティグアンに改名される可能性が濃厚。VWのチーフデザイナー、アンドレアス・ミント氏はメディアのインタビューで、「私の意見では、名前は必要だ。初代『ビートル』は『1200』と呼ばれていたが、これは名前ではない。しかしユーザーはすぐに名前をつけてくれた。これらの名前は製品に人間味を加える。それが私たちがVWにおいてめざすもの、人間味だ」と語っている。

VW ID.ティグアン 量産型のプロトタイプ VW ID.ティグアン 量産型のプロトタイプ 

パワートレインに劇的な変更はなく、アップデートは軽微にとどまる予定だ。しかしVWは最近、現行ID.4のベースグレードのシングルモーターについて出力を大幅に向上させ、286ps/210kWを発揮するようになった。前モデルから82ps/60kWの増強となり、この流れでID.ティグアンでは、最大300psも期待される。

バッテリーとモーター技術の詳細は現時点では非公開だが、ID.4は現在、52kWhと77kWhのバッテリーを搭載し、シングルモーターによる後輪駆動、またはダブルモーターによる全輪駆動が提供されている。

ID.ティグアンに、次期ID.ポロに搭載される小型の38kWhバッテリーが搭載される可能性は低いとみられ、ID.ティグアンでは容量を引き上げて、1回の充電で400km以上の走行を可能にするだろう。航続がより長いバージョン、おそらく最上位仕様の航続は約550kmになると予想される。

ほぼ完全に刷新されたID.4改良新型、またはID.ティグアンは、ヒョンデ『アイオニック5』、シュコダ『エニャック』、そして中国の新興ライバル、BYD『シーライオン7』といった電気自動車と競合する。欧州での価格は700万円を少し超えて、約740万円からとなる見込みだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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