東北道「郡山中央スマートIC」隣接、新たな物流施設「プロロジスパーク郡山2」起工…2027年8月竣工予定

「プロロジスパーク郡山2」完成イメージ
「プロロジスパーク郡山2」完成イメージ全 3 枚

プロロジスは、福島県郡山市で開発中の先進的物流施設の集積拠点「福島郡山LLタウン」において、4棟目の開発となるマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク郡山2」の起工式を挙行したと発表した。すでに賃貸面積の約30%において入居が決定している。

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開発地は、東北自動車道「郡山中央スマートIC」隣接地に位置している。東北地方を縦断する東北自動車道と、太平洋岸・日本海岸を横断する磐越自動車道とが交差する「郡山JCT」に近接し、首都圏へ約3時間、仙台市へ約1時間、新潟市まで約2時間で到達可能だ。

東北エリアで、仙台市に次ぐ人口集積地である郡山市(人口約30万人)の中心部から車で20分(約7km)とアクセスしやすく、雇用にも有利という。

開発地周辺は地盤が強固で、ハザードマップ上においても水害や浸水のリスクが極めて低いエリアだ。さらに、災害時には、磐越道など複数の迂回ルートが確保可能であり、東北・首都圏にも災害支援物資を運ぶことができるためBCP(事業継続計画)の観点からも優れた立地といえる。

入居予定の企業は、「郡山中央スマートIC」隣接をはじめとする優れたアクセス性や浸水リスクの低さを評価し入居を決定した。同施設を福島県内の物流拠点として利用する計画だ。

「プロロジスパーク郡山2」は、49600平方メートルの敷地に、2階建て延床46600平方メートルのマルチテナント型物流施設として開発される。福島県内の物流不動産市場において最大級で、梁下有効高は5.5m、床荷重は1平方メートル当たり1.5tを確保した汎用性の高い大型物流施設となっている。

入居企業の物流作業・搬出入の効率向上を考慮し、1階に両面バースを採用した。庫内には、荷物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ5台備える計画だ。1・2階を一体で利用できる賃貸区画として4区画を想定しており、各区画に専用のエントランスと事務所を配置する。

1階には来客対応や休憩に適したラウンジスペースを区画ごとに設けており、区画内に必要な機能が集約された使い勝手の良い施設となっている。また、敷地内には、約16台のトラック待機場の他、約350台の乗用車駐車場を確保している。

セキュリティ面では、常時有人警備を実施して、24時間365日の入居企業の事業継続をサポートする。加えて、停電時や災害時にもトイレ・通信・セキュリティなどの機能を維持できる災害用発電機、緊急地震速報、災害用無線機、備蓄型組立式個室トイレ「ほぼ紙トイレ」などを備えている。着工は2026年1月、竣工予定は2027年8月となっている。

「福島郡山LLタウン」は、プロロジスとフクダ・アンド・パートナーズが共同開発する物流施設集積拠点だ。約138000平方メートルの敷地において、プロロジスがヤマト運輸のBTS型物流施設(特定企業専用物流施設)「プロロジスパーク郡山1」およびマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク郡山2」を開発する。

フクダ・アンド・パートナーズがヤマト運輸のBTS型物流施設「福島郡山LLタウン棟」は昨年竣工した。また、同社が展開する「福島郡山未来共創センター」を物流施設に併設する予定であり、県や市と連携した高度な防災機能を持った物流集積拠点として開発中だ。

2025年10月には、プロロジスと、福島県郡山市、ヤマト運輸、NTT東日本福島支店、フクダ・アンド・パートナーズと「災害時における避難者支援・指定避難所等の協力及び物資等の緊急輸送等に関する協定書」を締結した。「福島郡山LLタウン」を核に、産官連携による地域防災を実現する。

「LLタウン」(フクダ・アンド・パートナーズの登録商標)の「LL」は「Logistics」と「Lifeline」を表しており、物流施設が人々の暮らしを守るサステナブルな存在となるとの想いを込めている。

プロロジスは、東北自動車道沿線のIC近接地に戦略的に拠点を取得し、「物流2024年問題」への対応として広域配送ネットワークをいち早く構築してきた。

東北地方ではこれまでに14棟の物流施設を開発し、現在は岩手県矢巾町や仙台市において「プロロジスパーク郡山2」を含む7棟の物流施設を開発・運営中だ。また、仙台市において「プロロジスパーク仙台泉3」を、岩手県金ケ崎町において「プロロジスパーク北上金ケ崎2」の開発を計画している。

《森脇稔》

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