NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社、NXタイロジスティクスは、タイ・バンコク近郊のラカバン地区にある自社CFS(コンテナ・フレイト・ステーション)を同地区内で移転し、設備・機能を大幅に刷新して営業を開始した。
ラカバン地区は首都バンコクから約20km、タイ最大の国際貿易港レムチャバン港から約100kmに位置し、タイ政府が推進する東部経済回廊(EEC)へのアクセスにも優れている。日系企業が多く進出する周辺工業団地にも近く、都市部の交通規制区域外にあるため時間帯の制約が少なくスムーズな輸送が可能だ。
新ラカバンCFSでは、指紋認証による入退場管理と24時間の有人警備を導入し、セキュリティを大幅に強化した。さらに、ソーラーパネルによる自家発電やEVフォークリフトの活用など、環境負荷低減に寄与する設備を備え、持続可能なオペレーションを実現している。
また、本CFSでは特定荷受人専用の海上混載便を仕立てるバイヤーズ・コンソリデーション(BC)にも対応。到着地での荷降ろし・保管・陳列の順に沿ってコンテナ内に積載するなど、顧客の業務フローに合わせたカスタマイズにより、到着地での荷下ろしや倉庫内仕分け作業の効率化に貢献する。
NXタイロジは現在、タイから世界各国14の仕向け地に自社海上混載輸送サービスを提供している。2025年からは、タイからの輸出が伸長しているインド向け需要に応え、デリー向けサービスをラインアップに追加した。
さらに、2025年7月にタイ東部ラヨーン県に新設した「イースタン・シーボード・ロジスティクスセンター」を海上混載貨物の受託が可能なサテライト拠点として活用し、多様化する輸送ニーズに対応する体制を整えている。




