鴻池運輸は、農研植物病院に資本出資し、農業現場における病害虫対策の高度化と持続可能な農業の新たなサプライチェーン構築を推進すると発表した。
農研植物病院は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究開発機構(農研機構)発ベンチャー認定企業。今回の提携により、鴻池運輸が物流およびサプライチェーン構築で培った知見と、農研植物病院が持つ病害虫検査技術・研究開発力を融合させる。
近年、気候変動や国際的な食料需給の変化により、農業現場では病害虫リスクが増大している。また政府は2030年までに農林水産物・食品の輸出額を5兆円に拡大する目標を掲げており、輸出検疫の迅速化や高度化が不可欠となっている。
両社は、病害虫検査技術開発と高度化、病害虫防除に関するスマート農業分野での連携、効率的な物流と連携した輸出検疫・残留農薬分析の迅速化と高度化による農産物の輸出拡大、農業分野の新たなバリューチェーンの構築に努める。
これらの取り組みにより、農業生産者の病害虫対策の負担軽減と収量安定化に貢献し、日本の農業の競争力強化を図る。
鴻池運輸は農研植物病院とのパートナーシップを深め、持続可能な農業を支援し、農業の安定化と生産者の収益向上に寄与する新たな価値創出に取り組む。併せて技術連携を広げ、社会課題の解決と農産業の発展に資するソリューションの提供を加速していく。




