ジョルダン、石垣島・西表島の路線バスで車載決済端末によるモバイルチケット対応を開始

「石垣・西表周遊フリーパス」「石垣島バス周遊フリーパス」
「石垣・西表周遊フリーパス」「石垣島バス周遊フリーパス」全 2 枚

ジョルダンは、国土交通省が実施する「2025年度日本版MaaS推進・支援事業(観光促進型)」に採用された「八重山観光MaaS推進事業」の一環として、石垣島・西表島の路線バスでモバイルチケットのQRコード認証に対応したと発表した。小田原機器、QUADRACの協力を得て実現した。

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1月26日以降に購入されたモバイルチケット「石垣・西表周遊フリーパス」と「石垣島バス周遊フリーパス」が、バス乗降口に設置された小田原機器のキャッシュレス決済端末「BOSS」の読取カメラ部分にチケット券面のQRコードをかざすことで利用できるようになる。

対象となる路線バスは、石垣島内の東運輸全線、石垣空港と石垣港離島ターミナル間のカリー観光、西表島内の西表島交通全線、竹富島内の竹富島交通全線。

利用方法は、モバイルチケットで対象のフリーパスを購入後、バス乗車直前に乗車予定のバス会社のチケットを開き、券面に表示されたQRコードを乗降口の決済端末の読取部分にかざす。降車時にも同様にQRコードをかざして降車する。カリー観光では降車時の認証は不要となる。

この対応により、モバイルチケット保持者の乗降停留所や利用回数の記録精度が向上し、公共交通の利便性向上や人流の平準化を促す施策を立案する際に必要となる動態情報の正確な把握に寄与する。

八重山圏域では来訪者増加により、路線バスの著しい混雑やタクシー確保の困難といった公共交通の利便性低下が課題となっている。また、石垣島を起点とする離島観光では、竹富島と西表島へ観光客が集中しており、特定エリアの混雑や離島航路の旅客の積み残しにより、観光満足度の低下を招いている。

このような状況を改善するため、圏域内の公共交通の利便性向上や人流の平準化が求められており、実現のためには公共交通利用者の動態情報の把握と分析が極めて重要となる。

今回の対応は、バス車両に既設のキャッシュレス決済端末を活用し、運行事業者の取扱の負担を軽減しながら、圏域内を周遊するモバイルチケット保持者の乗降停留所・乗降日時の記録精度向上を図っている。また、記録した動態情報とチケット保持者の属性を合わせて分析することが可能となり、分析データに基づいた施策の立案が可能になることが期待できる。

システムは、モバイルチケットの券面に表示されたQRコードを、小田原機器の「BOSS」に搭載された読取カメラへかざすことで、QUADRACの「Q-move」と連携し、モバイルチケットの有効性の検証、モバイルチケットの発券IDと紐づく乗降停留所や乗降日時の記録を行う。

モバイルチケットは、ジョルダンが運営する「乗換案内」アプリから購入できる。「乗換案内」のスマートフォンアプリは累計5400万ダウンロードを超え、多くのユーザーの「移動」をサポートしている。

《森脇稔》

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