日立建機、新型ホイールローダ2機種を発売…自動速度制御で燃費向上

中型ホイールローダ ZW100-7(左)、ZW120-7(右)
中型ホイールローダ ZW100-7(左)、ZW120-7(右)全 1 枚

日立建機は、ZW-7シリーズのラインアップを拡充し、2月2日より中型ホイールローダ「ZW100-7」と「ZW120-7」の2機種の受注を開始する。販売目標台数は2機種合計で年間950台だ。

ZW100-7は標準バケット容量1.3立方m、運転質量7560kg、ZW120-7は標準バケット容量1.5立方m、運転質量8540kgで、一般土木、酪農・畜産、物流、資源、除雪など幅広い業種での需要が見込まれる。

両機種には、積み込み作業時の走行速度を自動で制御する「アプローチスピードコントロール」を搭載し、燃費効率と操作性の向上を実現した。従来はアクセルペダルを踏みながらブレーキを操作して走行速度を調整する必要があったが、この機能により作業量あたりの燃料消費量を低減する。アクセルとブレーキの複合操作の回数が減少するため、オペレータは積み込み作業に集中できる。

オプションとして、周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE」を設定した。車体周囲を270度俯瞰した映像をキャブ内のモニターに表示し、タイヤ側面などオペレータからの死角を減らすことで、安全性の向上に寄与する。

また、荷重判定装置「ペイロードチェッカーLite」も用意した。リフトアーム上昇時にバケットの積載重量を計測し、オペレータはキャブ内のモニターでバケットの積載量を把握できる。過積載や過小積載を未然に防ぐことができ、作業工数や積載量の最適化による生産性の向上に寄与する。

さらに、油圧ショベルZAXIS-7シリーズと並び、遠隔で機械の状態診断が可能な「ConSite Air」も搭載した。OTA(Over The Air/無線経由)を活用し、遠隔で車体のエラーコードや各種センサーの情報を取得する。それらの情報から機械の状態診断を行い、判定結果に基づいて最適なオペレータの支援や効率的な機械の復旧につなげる。

日立建機グループは、「人と機械の最適な関係」をめざし、引き続き顧客の課題を解決するソリューション「Reliable Solutions」を顧客と協創し、「安全性向上」「生産性の向上」「ライフサイクルコスト低減」に貢献していく。

《森脇稔》

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