オートモビルカウンシル2026「クルマともっと恋をしよう」…第2ステージ始動 4月10-12日

オートモビルカウンシル2025
オートモビルカウンシル2025全 8 枚

AUTOMOBILE COUNCIL実行委員会は、2026年4月10日から12日までの3日間、千葉県千葉市美浜区の幕張メッセにて「AUTOMOBILE COUNCIL 2026」(オートモビルカウンシル2026)を開催すると発表した。

【画像全8枚】

オートモビルカウンシルは「クルマを超えて、クルマを愉しむ」「CLASSIC MEETS MODERN and FUTURE」をコンセプトに掲げる。11回目の開催となる2026年は、「クルマともっと恋をしよう。」をテーマに、次の10年に向けた“第2ステージ”のスタートと位置づけられている。


◆自動車文化を横断的に体験できるフェス

オートモビルカウンシルは一般的なモーターショーとは異なり、メーカー展示だけでなく、ヘリテージカーの展示・販売、アートや音楽コンテンツ、トークプログラムなど、文化的要素を強く打ち出している点が特徴だ。

オートモビルカウンシルは、自動車業界のさまざまなステークホルダーが横断的に連携し、「自動車文化の創生」「大人の遊びとしてのカーライフの再構築」を目標にスタートした。これまで10回の開催を重ね、単なる自動車ショーにとどまらず、音楽、アート、食など、自動車文化を彩る多様なカルチャーが集う“大人の自動車フェス”として展開してきた。

●メッセージとビジュアルを刷新

2026年は、幅広い年齢層や女性層にも訴求するため、メッセージとメインビジュアルを一新した。

新メッセージ「クルマともっと恋をしよう。」には、名車の佇まい、ヘリテージ、デザイン、アート、音楽、旅やライフスタイルなど、クルマを取り巻く多様な“恋のきっかけ”が集う場でありたいという思いが込められている。メインビジュアルも、こうした世界観を多様な世代に伝える構成とした。

オートモビルカウンシル2026メインビジュアルオートモビルカウンシル2026メインビジュアル

●チケットの多様化とデジタル化

会期初日の4月10日には、ランチパーティなどの特典に加え、4月10日から12日の3日間入場できる限定「プラチナチケット」を新設定した。このチケットは、季刊誌『PAVONE』との共同開発によるもので、数量限定で販売される。

このほか、専用シャトルバスで会場へ送迎する特設駐車場付きチケットなど、複数のチケットを用意し、公式ホームページにて一斉に販売を開始する。また、最終日4月12日の午後に、会場でのみ購入できる「当日アフタヌーンチケット」も新設した。

●公式ホームページをフルリニューアル

オートモビルカウンシルの公式ホームページは、閲覧性と操作性の向上を目的にフルリニューアルを実施した。イベント内容の把握からチケット購入までを簡便に行える構成とし、来場者の利便性向上を図っている。

◆主催者展示で「レストモッド」と伊名門デザインハウスを特集

オートモビルカウンシルでは、2026年も、稀少車両を通じてヘリテージカーの魅力を紹介する主催者展示をはじめ、クルマ文化を多角的に体験できるコンテンツを展開する。

会場では、多彩なスペシャリストが語るトークセッション、ジャンルを拡大した音楽プログラム、クルマ関連グッズのショッピング、食の提供など、幅広い楽しみ方を用意する。

主催者テーマ展示
- 車の粋人が注目する新たな潮流〈レストモッドの世界〉
- イタリアの名門カロッツェリア「Designed by ピニンファリーナ」
- カロッツェリア・ザガート「追悼エルコーレ・スパーダ」

●レストモッドの世界

主催者展示のテーマのひとつは「車の粋人が注目する新たな潮流〈レストモッドの世界〉」だ。レストモッドは、restore(修復)とmodify(改変)とを組み合わせた造語で、旧車の外観を生かしながら、現代車並みの快適性、安全性、信頼性を与える手法を指す。

多くのモデルはドナーカーの基本骨格を流用し、エンジン搭載位置や駆動方式、ボディフォルムもオリジナルのイメージに沿って構成される。いっぽうで、パワーユニットやサスペンションは高性能化され、ヘッドライトなどの機能部品や電子制御系も最新技術へと更新される。

外観はクラシック、内面はモダンという対比が特徴で、近年は大きなムーブメントとなっている。

展示予定車両
- アウトモビリ・アモス・フトゥリスタ
- ランチア・デルタ・エヴォ・マルティーニ・レーシング
- キメラ・アウトモビリ EVO37
- プロドライブ P25

キメラ・アウトモビリ EVO37(オートモビルカウンシル2026出展予定)キメラ・アウトモビリ EVO37(オートモビルカウンシル2026出展予定)

●Designed by ピニンファリーナ

主催者展示の2本目は、イタリアの名門カロッツェリアをテーマにした「Designed by ピニンファリーナ」だ。デザイン大国イタリアを代表する名門のエレガンスとダイナミズムを紹介する。

本企画は、オートモビルカウンシル2024で実施予定だったが、マルチェロ・ガンディーニの訃報により「Designed by ベルトーネ」へ差し替えられた経緯がある。

展示予定車両
- フェラーリ 330 GTC
- アルファロメオ・スパイダー“デュエット”
- ディーノ246GT
- フェラーリ365GT4BB
- ピニンファリーナ・ミトス

アルファロメオ・スパイダー“デュエット”アルファロメオ・スパイダー“デュエット”

●カロッツェリア・ザガート:追悼エルコーレ・スパーダ

3本目は「カロッツェリア・ザガート『追悼エルコーレ・スパーダ』」だ。ミラノの名門ザガートでチーフデザイナーを務めたエルコーレ・スパーダは、2025年に88歳で亡くなった。

ザガートは、航空機設計に由来する軽量性と空力性能を特徴とし、スパーダは当時最先端だった空力理論を採用した。アルファロメオ『ジュリエッタSZ』の後端を切り落とした“コーダトロンカ”デザインを持つ『SZ2』を投入し、性能向上を実現した。

この思想は『ジュリアTZ』、『TZ2』へと受け継がれ、長期にわたりスポーツカーレースで活躍した。さらに2010年には、原田則彦がダッジ『ヴァイパー』をベースに『TZ3』を少量生産し、コーダトロンカ・デザインを現代に復活させた。

ふたりのデザイナーが築いたザガートデザインの本質を体験できる展示となる。

展示予定車両
- アルファロメオ・ジュリエッタSZ2
- アルファ・ロメオ・ジュリアTZ
- ランチア・フルヴィア・スポルト・ザガート・コンペティツィオーネ
- アルファロメオTZ3ストラダーレbyザガート

アルファロメオ・ジュリアTZアルファロメオ・ジュリアTZ

●スペシャリストたちがクルマ・文化の奥深さを語るトークセッション

「クルマ」が生み育ててきた文化やカーライフにスポットライトを当て、各界の雄やスペシャリストに自身の経験を含めた切り口で「クルマ文化」を語ってもらう。注目のレストアや、女性目線、さらにはシネマ、アート、ファッション、カメラ、時計など多岐にわたる視点のトークを展開予定だ。

●ジャンルを拡大した音楽プログラム「MUSIC MEETS CARS」

オートモビルカウンシルでは毎回、様々な文化との融合をはかる一環として音楽プログラムを「MUSIC MEETS CARS」というコンセプトのもと、ライブやレコードコンサートなどを展開している。2026年ではジャズ、ポップスを中心に、より幅広い世代に向けてプレシャスライブ、レコードコンサートを実施予定。


《高木啓》

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