マツダが「クルマ開発本部」新設、組織改革で開発体制刷新へ…4月1日付

マツダ本社
マツダ本社全 4 枚

マツダは、4月1日付で組織改革を行うと発表した。中でも、R&D領域を大幅に統合する。

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自動車業界において競争環境が急速に変化し不確実性が高まる中、変化に強くスピーディな研究開発、商品開発の推進が必要不可欠となっている。これに対し、R&Dの各機能がタイムリーかつ柔軟に連携し、全体最適で顧客価値を創出する体制を構築する。

これまで電動化事業本部(e-MAZDA)では組織をフラット化し、部門間の壁をなくして必要なメンバーが迅速に連携し課題解決にあたるという新しい組織運営スタイルを実践してきた。この成果をR&D領域全体へ適用し、より機動的に活動できる組織へ進化させる。

R&Dの各本部を有機的に統合し、さらにe-MAZDAも発展的に統合する。これによりR&D領域は現行8本部33部が4本部33部となる。

R&D戦略企画本部をR&D革新本部へ改称する。e-MAZDAの一部機能およびR&D戦略企画本部の開発管理部の一部機能をR&D革新本部へ移管・再編する。

開発戦略企画部に車両開発本部の一部機能を統合し開発リソース戦略企画部へ改称する。開発管理部はR&D活力創造部へ改称する。

商品の先行企画から量産開発までを一貫して担当する「クルマ開発本部」を新設する。2030VISIONにある「『走る歓び』で移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる」を体現すべく、「クルマ」をつくり出す組織でありたいとの志をこめて、名称を「クルマ開発本部」とする。

本部内には従来の組織の形にとらわれない体制として、「顧客価値創造領域」「商品統括領域」「機能統括・モデルベース・AI革新領域」「車両開発領域」「統合制御システム開発領域」「パワートレイン開発領域」「電動化開発領域」を設ける。

R&D戦略企画本部の一部機能および企画設計部と、e-MAZDA、商品開発本部、車両開発本部、統合制御システム開発本部、パワートレイン開発本部の各機能をクルマ開発本部へ統合・再編する。原則として各本部にあった各部門は部単位でクルマ開発本部へ編入する。

主な変更点として、商品開発企画部にe-MAZDAの一部機能を統合し商品プログラム企画推進部へ改称する。車両開発本部の一部機能、車両開発推進部の一部機能を新設するエンジニアリングシステム開発部へ統合する。

パワートレイン制御システム開発部に電子基盤開発部の一部機能を統合し、ビークルダイナミクス制御システム開発部へ改称する。e-MAZDAの一部機能、電駆システム開発部の一部機能を新設するバッテリーシステム開発部へ集約・統合する。

e-MAZDA、商品開発本部、車両開発本部と同本部内の車両開発推進部、統合制御システム開発本部、パワートレイン開発本部と同本部内のパワートレイン企画部は廃止する。

新車を購入した後も、継続的に顧客のカーライフを支えるバリューチェーン(VC)事業の全体を統括し、企画・開発・実行を一貫して推進する新たな組織を立ち上げる。これにより新たな時代に即した顧客体験の創出に取り組み、顧客とのつながりを最大化し、ブランド価値経営の具現化と企業価値の向上を加速させる。

《森脇稔》

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