三井住友カードの「stera transit」活用、富良野市がバス全線タッチ決済とMaaS実証実験…2月5日開始

stera transit 富良野MaaS推進事業を2月5日実証実験を開始
stera transit 富良野MaaS推進事業を2月5日実証実験を開始全 3 枚

ふらのバスと富良野タクシー、三井住友カード、ジェーシービーなどの9者は、2月5日よりふらのバスが運営する路線バス全線で、三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスを開始する。

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対象路線は、旭川線ラベンダー号、西達布線、鹿郷線、御料線、麻町線の全5路線。Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯の各ブランドに対応する。利用者は専用端末にカードやスマートフォンをタッチするだけで乗降できる。

同日より、国土交通省の令和7年度「日本版MaaS推進・支援事業」の採用を受けた「stera transit 富良野MaaS推進事業」の実証実験も開始する。三井住友カードの総合交通アプリ「Pass Case」で、ふらのバスの乗車券に加え、富良野タクシーのクーポン(100円×2回分)と地元菓子店「菓子司 新谷」の特典(1000円以上購入で焼菓子1個プレゼント)をセットにした企画券を販売する。

富良野市では人口減少と高齢化に伴い公共交通の利用者数が減少傾向にある一方、市民の移動ニーズに応じた交通網の再編や観光客の移動手段の充実が課題となっている。2025年11月に設立された「stera transit 富良野MaaS協議会」では、キャッシュレス化やデータ活用によるサービス向上を図り、公共交通の利用促進と交通事業者の持続的な発展を目指している。

実証実験では、タッチ決済乗車により得られる移動・消費データを分析し、市民や来訪者による公共交通の利用促進を目指す。「stera transit」では乗降データに加え、三井住友カードが保有する利用者の属性データ・購買データを掛け合わせることで、公共交通機関をどんな人がどんな目的で利用しているのか、実データに基づいて把握することが可能となる。

今回の導入により、「stera transit」の導入公表事業数は全国45都道府県200事業に達した。三井住友カードは2020年7月より「stera transit」の提供を開始し、移動における利便性の向上とキャッシュレス社会の実現に取り組んでいる。

《森脇稔》

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